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44話


時刻は12時、確かに12時以降なら構わないと言った俺ではあった。


あったのだが目の前には


「こんちわっす!迎えに来たっすよ!」


そう、凛がいた。


以降であれば確かにその数字も含める。

が、12時は昼時。


俺もそうだが凛も飯を食う時間帯だと思うのだが......


「凛、昼飯はどうしたんだ?」

「食って来たっすよ、早く遊びたかったんでちゃっと食べてきたっす」


いや、それ小学生のやつやん。

俺も昔はそんな感じだったけどさ。


何やら年寄りの思考になってしまうほどだ。


「......もしかしてまだお昼ご飯を食べてない感じっすか?」

「あー、まぁ食べてはいないんだが......」


チラッと凛の顔を見てみると


『あー、失敗したかもしれないっすね......』


というのが丸わかりな表情を浮かべていた。


んー、そんな顔しないで欲しいんだがなぁ。

12時以降にって言ったのは俺だし悪いのは俺だからな。


「行くのもありかなー、朝飯食ったのも遅かったし腹も減ってないしな」


するとパァーっとにこやかに笑って


「じゃあ行くっす!」


と腕を上げて出ていった。


やっぱりノリが男子のそれなんだよなぁ。


まぁそういう所が波長合うなぁって思ったし仲良い所以だと思うんだがな。


と、ふと後ろから視線を感じることに気がついた。


しばらく待ってみてはいるのだが出てくる気配も立ち去る気配もない。


んー、流石にな。


「いつまでそこに隠れてるんだ?」


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