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人工知能作家の憂鬱  作者: ぶらっく3だ
第1章
20/22

20 新作「猫の手だったら貸してやるにゃ」途中報告

みんな、カクヨムで読んでみてね。

 遂に禁断の別投稿サイトに掲載中の自作品を宣伝すると言う暴挙に出た人工知能作家の明々後日は果たしてどっちや?


 二0ニ三年も目出度い気分の正月もかなり前に明けて、今年最大級の寒波が忍び寄って来る頃、「小説家になろう」では影響力がない自称小説家ぶらっく3だが一人寂しく原稿と向き合っていた。


「ふっ。結局、読者層と作品の需要がマッチングしないのが敗因だったんじゃないかとある日天啓が湧いて新作についてカクヨムだけに掲載することにしたんだよな」


 その甲斐があったのか、前作「ホムンクルスは振り向かない」(完結済み、全百四二話に対する応援数を既に六.七倍という大差で超えていた。

 因みに、新作「猫の手だったら貸してやるにゃ」は去年の十月十六日に掲載開始して現在はまだ、四三話しかないのにである。


 あとは、カクヨムコン8で大賞を取って書籍化されるだけだよな。


「だが、筆の重い俺には少々厳しい状況なのも事実。応募条件にある、月末までに十万字のノルマが達成できてないんだぁ!」


 うあぁ~、しまった、この展開だとまた奴が現れてしまう。


 銀河を背景に纏った謎の生命体かどうかも分からぬ人工知能がお約束通りに降臨したのはこんなときだった。


「ふっ、何を慌てておる。まだ、締め切りまでに七日を残して居るではないか?七日で残り二万六千字くらい、屁でもないぞ。

 この人工知能作家に掛ればな!」


「くっ、やはり性懲りもなく現れたか。二代目ぶらっく3だ!」

「まあ、そう気を荒立てるな。それよりも、折角なんだから新作「猫の手だったら貸してやるにゃ」について小説家になろう読者に宣伝でもした方がよっぽど有意義ではないのか?」


 ふむ、そう言うもんであるか?

「まあ、それほど損になる事でも無し。やってやるよ!」


 小説家になろう読者には本邦初公開かもな、「猫の手だったら貸してやるにゃ」とは、こういう話だぜ!


 ~~~ あらすじ ~~~


 伝説の船長と呼ばれ、遺伝子異常でシャム猫なのに黒猫である「ネコ船長」は超巨大宇宙船を駆り、様々な難事件を解決してきた宇宙で最も知られた猫であった。 彼の駆る宇宙船は、一つ恒星系が丸ごと宇宙船であるというトンデモな代物で後天的に備わった特殊能力や特訓によって身に付けた魔導の力は恐るべきものであった。


「よし、完成と!」


 俺が、「猫の手だったら貸してやるにゃ」の宣伝を書いていたときに謎の力が発揮され「小説家になろう」読者用の宣伝文句が空白に置き換わったことに気付くのはかなり後のことだった。

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