蝶は闇夜に揺れる~王の腕に囚われて~
【ヴァリトス】と【イルメディス】……両国は長く対立を続け、決着のない膠着状態にあった。誰もがそれに絶望し……愛する人たちの為と強く言い聞かせ、折れそうになる心を奮い立たせる。それしか、果てのない死地を歩く術を知らなかったからだ。が――そんな矢先だった。ヴァリトスが、和睦を望まなくてはいけないほどイルメディスに追い込まれたのは。ヴァリトスを追い込んだ張本人は言う。「ねえ、レイフェル。和睦が欲しいですか?」逃げ道を塞ぎ、私から奪っていく。殺してやりたい。……苦しい。「私は貴女が欲しい」私を見ないでくれ。※更新不定期です。気長な方だけ読むのをおすすめします。
序章
2015/09/06 11:34
(改)
私を踏み躙る時には手加減なんてしなくていい
2015/09/06 12:20
(改)
キミを奪う剣
2015/09/09 16:29
(改)
私はどれほどの強さを纏えばいい
2015/09/19 00:02
(改)
夢の先はもっと残酷で
2015/10/06 19:13
(改)
夢の先はもっと残酷で
2016/03/11 17:00