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「そろそろアイフェさんを探しに行くことにします」

「はい、行ってらっしゃい」


 食酒所へ向かってアイフェを見つける。

 相変わらず一人でテーブル席だ。


「前、いいかな」

「はいよ、待ってたよ」

 

 昼飯は適当にシチューを頼んでみる。

 テーブルに蓋つきの小さな陶器製の壺が置いてある。

 潤滑材はこれだろう。


「じゃあ大銅貨1枚ね」


 そう言われ、大銅貨1枚をテーブルに置く


「確かに受け取ったよ、使い方の説明は必要?」

「普通に顔に塗って髭を剃ればいいんだろう?」

「うん、薄っすらで大丈夫だと思う」


 まあ高い買い物だし元々ちまちま使う予定だったが。


「あ、お風呂には持っていかないほうがいいよ。髭剃りごとたぶん持っていかれるから」


 盗まれるか。

 まあそうだろうな。

 そのあとはアイフェと雑談しながら昼食を摂った。

 昼食を終えて、部屋へ戻って鏡の前で早速髭を剃ってみる。

 スライム由来の潤滑材は普通のジェルと変わらない風だった。

 ちょっとひんやりするかな程度だ。

 ジョリジョリという音とともに顔に1枚刃の剃刀を滑らせる。

 めちゃくちゃ切れ味がいい。まあまあ顔を切ってしまっている。

 剃り味に慣れるまでは喉仏あたりは避けたほうがいいな。

 洗面所で剃刀を水洗いして、顔も洗う。

 剃刀は乾かしておけばいいだろう。

 ついでに歯も磨いてギルドに向かう。


「あ、髭剃ったんですね」

「ええ、慣れないのでだいぶ下手ですけど」


 フマルには気づいてもらえたようだ。

 横を向いて寝るときにシーツに髭の当たるザラザラが気になっていたので買ってよかったと思う。

 

「今日もフマルさんは暇なんですか?」

「まあ晴れていても暇なんですよ。この季節の仕事」


 雪の日も暇、晴れていても暇な仕事か。

 ということで適当に雑談をして過ごした。

 夜を告げる鐘と共にギルドを閉め、風呂と夕食へ行く。

 俺の異世界での日常はこんな感じになった。



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