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それも悪くなさそうだ、日本語で書けば何を書いても読まれないし。
問題は書くような出来事が現状では少なすぎるところだが。
「ちょっと値が張りますが、紅茶を飲むとかどうでしょう?」
悪くはなさそうだが、流石に本とか欲しいな。
「マレイン、私の暇つぶしとかないの?」
「フマルのは・・・・・・仕事ですから耐えてください」
「でも、マレインがここにいたらぬいぐるみ作ってるでしょ?」
「それは・・・・・・まあ」
暇ならマレインでもやりかねないのか。
8時間以上暇なんだもんな。
せめてラジオくらい欲しいのはわかる。
「今日1日、誰も来ていないのでわかるとは思いますが、このギルドの冬は基本暇なんです。危険な生物も冬眠していて討伐依頼も来ませんので」
「雪でさえなければ稀になにかあるんですけどね。水が出ないとかの案件は魔法協会に行ってもらいますけど」
ホントに平和なんだな。
なんだかんだ話をしているうちに3回鐘が鳴って夜を告げる。
今日のギルドの業務は終わりだ。
「では今日は3人で夜ごはんを食べに行きましょうか」
「ラベンさんは呼ばないんですか?」
「ラベン様は家庭があるので帰るでしょう」
ラベンは既婚者らしい。
「はい、みんなお疲れ様。また明日よろしくね」
そういってラベンは2階から降りてきて帰っていく。
「じゃあマレインとアキラ様は先に行っててください。私は火を消して扉も閉めてから行きますから」
そんな感じでマレインと共に食酒所へ行って先に注文をしておく。
フマルも合流し、マレインもフマルも酒を少し飲んでいた。
3人で歓談しながら楽しく夕食を終えた。
部屋へ戻って、火打ち石での火つけを試してみる。
数回失敗したが、何とかつけることができた。
寝るときは火は消すものなのだろうか?
煙突はついているが、どういうものなのかわからない。
寒いが、もしもの時に危険そうなので、火かき棒で木を崩して火を消してから寝た。




