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「街の中の説明もしちゃいますね。まず、私たちがいるギルドは街の南西地区、役所などが集まっている区画です」


「次にここから北へ行った北西区画、そこは中流区でいろいろなお店があります。昨日行った武器屋なども北西の区画にあります」


「北東の区画、ここは領主様の家もある上流区画です。普通の人は用があまりない高級な住宅の多い区画ですね」


「最後に下流区画である南東の区画、ここの東端は特に治安も良くないですし、行くことはしないほうが無難でしょう」


 街の中でも区画で貧富の差があるそうだ。


「とはいえ私はギルドに近いし、安いから、という理由で南東に住んでいますし、街の人口の多数が南東の家に住んでいます。灯りのない狭い路地などに入らなければ危険はそうそうないと思いますけど、行く場合は覚えておいてください」


 上流区と下流区が隣あっているらしいので、どちらにせよ東側に行くときは用心しよう。


「あとは、街には8か所の門があります。東西南北に4つとその間に4つで8つです」


「北には湖、東は川、南は森、西は草原でその先は農村地帯になっています。アキラ様はおそらく南から入ってきたのでしょうね」

「街のことは大体わかりました、あと気になったことは獣の耳や尻尾とかが生えた人とかですかね」


 食酒所とか行き交う人に異世界特有と思われる人達がいたから気になっていた。


「それは獣人と呼ばれる方々ですね。人とほとんど変わりないですよ。身体能力は彼らのほうが高くて、その代わりにほんの若干寿命が短いというのが普通です。手の形状が変わっている方とかは字を書くのも難しい場合があります」


「獣人には身体能力を生かした冒険者の方も多くいます、この世界ではありふれた種族ですね」

「種族ということは他にもいろいろな種族がいるんですか?」

「はい、ただ人間側の種族よりも魔物側に味方をする種族のほうが多いくらいです。しかし数では人間と獣人が大多数で何とかなっています」


 ゲームでいうところの素性が人間、獣人は人間側、他は魔物側と捉えていいのだろうか。


「耳が長いエルフとか背の低いドワーフのような種族とかっていたりしますか?」

「ええ、耳が長い種族、背の低い種族の方もいますよ。ですが見た目は人に近い彼らも魔物側であることが大多数です。どういう経緯なのか、それを私は知りませんが彼らは人間側と敵対しています」


 やはり多数派閥の人間に爪弾きにされて敵対したとかなのだろうか?

 ぱっとみていてほかに気になったことがあった。


「そのカウンターのところにあるのはカレンダーですか?」

「そうですよ、アキラ様のところにはありませんでしたか?」

「いえ。0月というのがなかったので気になりました」


 カレンダーは日めくりカレンダーのようだった。が、今月は0月らしい

 日付は27日になっているが。


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