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双子姉妹天使のリルとリラの日常②

みんな久しぶり!私、天使のリルだよ!実は私達、リルとリラの双子の姉妹には歳の離れたお姉ちゃんがいるんだ!名前はアフィリア!どこかの門番のリーダーさんをしてるんだよ!噂ではすごく真面目で怒りっぽい性格でみんなから怖い存在だって言われてるんだって?私達はそんな風に思ったことないんだけどなぁ?だって久しぶりにお姉ちゃんと会うといつも…


「リル〜!リラ〜!会いたかったよぉ〜!」


二人を抱きしめた。


「おっお姉ちゃん、暑苦しいよ!」


「相変わらずだね。」


「だってぇ〜!あなた達の働いてる天界とお姉ちゃんの働いてる場所って遠いから、あんまり会えないじゃない!私、すっごく寂しいんだから!」


「お姉ちゃんって本当にシスコンよね?」


「うわぁぁん!リル〜!久しぶりに会えたのに相変わらずリラが冷たいよぉ!」


「はいはい、泣かないで。お姉ちゃん。リラってば照れてるだけだから。本当はお姉ちゃんに会えて嬉しいんだよ。」


「そうだよね…リラはツンデレだもんね…」


「だれがツンデレよ!」


「怒られた〜!」


「リ・ラ〜?これ以上、お姉ちゃんを泣かせたら、もう朝にチュウしてあげないよ〜?」


「わっわかったわよ!お姉ちゃんごめん…?本当は会えて…ちょっと嬉しかったわよ…」


「リラ〜!」


「でもいちいち抱きつかなくていいから!」


「寝る時は私にいつも抱きついてくるのにね〜?」


「うっうるさい!」


「あぁ、いいなぁ…あなた達は職場も部屋も同じでいつも一緒だから、ハグやチュウが出来て…」


「私達、特別な関係だから…」


「それはお姉ちゃんも理解してるつもりだよ…?」


お姉ちゃんは私達、姉妹がラブラブなことを知ってるよ!


「だけどお姉ちゃんだって時には…リルとリラから、チュウしてもらいたいなぁ…」


「いいよ、してあげる!」


「えっ!リラ!」


「お姉ちゃんにしてあげるぐらい、いいでしょう?」


「でっでも…リルの唇は…私だけのものなんだから…」


「わかってるってば、ほっぺにするんだって。」


「そっそれなら、仕方ないわね…」


「本当!?」


「一回だけよ…?」


「やったぁ!」


「せ〜のでしようよ!」


「うっうん…わかった…」


«せ〜の!»


リルとリラはアフィリアの両頬にチュウをした。


「お姉ちゃん満足出来た?」


「これでいいでしょう…?」


「幸せだわ…」


アフィリアは鼻血を出して満足した表情をした。


「お姉ちゃんこそ、相変わらずじゃん…」


「リ〜ラ。」


「えっ?」


リルはリラの唇にキスをした。


「これでリラも満足したかな?」


「満足するに…決まってるじゃん…」


「ふっふ。だよね。」


「尊い…」


アフィリアはそんな二人を見て、さらに鼻血を出して喜んだ。


「はぁ…シスコンだなぁ…」





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