あらすじ
某大賞に出したかったけど、間に合わなかったやつ。のあらすじ。
妖精歴100万12年度中間報告「神々とヒト種への接触及び現世への影響に関して」
・はじめに
本文書は妖精種ミルの主観による記述である。第三者として公正な姿勢を心がけるが、案内役という観点上、幾分か対象側へ偏ることは容赦願う。
付加価値とは、一般的には経済において商品の生産により加えられた価値を指し、製品価格から費用を差し引いたものであるが、本事例におけるものとは異なる。
本事例における付加価値とは、天つ神々の慈悲という名の悪ふざけにより、現世のヒト種、個体名【ヨナ】に対する【隠れスキル】の付与が産出した膨大な価値のこと。
・概要と結論
まず、現世の社会においては成人の年に天職の儀というものがある。
その儀式により賜った職能である天職いかんで職業及び生き方までが左右、強制され、天職及び主な技能は曝される環境にある。
ヨナが賜った天職は戦闘職、グレードは最高で星6まである内、星2の戦士であり、低級冒険者あるいは捨て駒として国に仕え、生涯を終えるはずであった。
その儀式の折、天職とその技能及び伸び代としての各種能力を付与する神々の気まぐれから来る温情、戯れから、本来持つはずのない恩寵が授けられた。
それが先の隠れスキルであり、言葉遊びによって主スキルに付随するものとして掛かる多様な隠れスキルが付与されたものの、本措置において対象への説明が全くなされておらず、案内として遣わされた私が少年に付き添い、彼の冒険者としての道筋を辿り、経緯を綴ることが報告の手段かつ目的となる。
さて、隠れスキルの価値は理解しづらく、増殖と進化、合成を繰り返し、それらの相乗効果は途方もなく、ヒト種の現実と限界に無知である神々の勝手が酷く、世の理を乱した。
対象は現世における天職の階級を覆し、あまつさえ天神の領域にない荒ぶる邪神の地祇とその寵愛により更なる力を獲得し、第一神種に到達したと結論づける。
彼は常世、黄泉など自由に異界を渡る術を持ち、同じ強さの仲間を二人伴い、各世にて眷属を産み、大勢力を築き、支配し得る。
また今後どうあっても、私は彼の傍で見守り続けることを宣言しておく。
(報告書前文より)
8月締め切りの大賞への投稿が間に合いませんでした。
5作品以上同時に進めていたのと、勉強とお仕事に忙しかったからです。
とりあえずあらすじだけ載せて反応が得られるかなぁ?




