ティルシリーズ
鳥の声のする田舎…鳥の声のに混じって人の声が聞こえた
「お母さん〜次の代の話だけどさお兄ちゃんが男の子と女の子産んだって」
「それは良かった」
「ちょと元気ないね大丈夫?」
「もう歳だからね」
小学生くらいの女の子二人の声だった
12年後小学校にて
「おーい今日一緒に遊ぼー」
「ごめん!今日用事があるんだ」
「えー何々その用事って私と遊ぶのより大切な用事なの?」
「うんうちで代々つづいてる店の引き続き式があるんだ〜」
「それは愛瑠ちゃんには関係ないでしょ」
「いやだって私が引き継ぐもんお店」
「へぇーすごいねこの年で見せ継ぐなんて…
あっじゃあさ愛瑠ちゃんがお店継いだら遊びに来ていい?」
「ふんまあよかろう」
「あはは約束だよ」
「は〜い」
「おい愛瑠いくぞ」
「はいはいお兄ちゃん」
引き続きの式は田舎の実家で行われる
そこで先代から引き継ぎされるのだ
引き継ぎ式はあさの4時まで続いた
「ん〜やっと終わったふー」
「これから愛瑠、ものづくり屋7代目として頑張ってね」
愛瑠は同い年くらいの女の子に話しかけられた
「お母さん久しぶりだねおばあちゃんは元気してる?」
「ええ元気にしてるわ」
「ふーんねえ知ってると思うけど私達は不老不死になれるよねおばあちゃんとお母さんはする気ない?」
「おばあちゃんは人間でいたいってさ私も同じことを思っているからする気ないかな、愛瑠はする気ないの?」
「ん〜さあねまだ12年しか生きてないし生きててつまんなかったらしないかな」
雑談すること2時間
「あもうかえらないと学校間に合わない!」
「一時間で帰れる?」
「もちろん」
「あー間に合った」
「間に合ってません!」
「あっ先生おはよう御座います」
「早く席に付いてください」
「ねえ今日お店行っていいんだよね?」
「あーうん4時半頃来てくれないかなお店の準備で少しかかるから」
「愛瑠ちゃんーきたよ」
「二階にいる!」
ん?なんでお店は二階にあるんだろう?普通一階似合ったほうがいい思うのに
愛瑠はいった
「私のお店にようこそお客さん」