キャラクリ 1
少なめです
そこは真っ白な世界だった。一面真っ白のなかに俺と、、、
「どーも~はじめましてキャラクリ&チュートリアル担当のピクシーだよ♪ヨロシクね♪」
緑色のつやつやした髪を持つ小さい妖精がいる。
なんだろう?若干腹が立つ。
「おーい元気がないな~寝不足か?もう少しテンション上げて行こ~よ~♪ほら早く上げて上げて~」
くるくる回りながら言われるとはたき落としたくなるがグッとこらえて話を進めよう。早く進めないとなにするかわからん。
「キャラクリしたいんだが、、、」
「あっやっと反応してくれました♪無視は酷いですよ~♪キャラクリですね?分かりました」
ヴァンと音を立てて俺の前にスライドが出てきた。このピクシー?話は通じるな、若干うざいだけか。
「今失礼なこと考えませんでしたか?」
おっ結構凝った所までできるんだな。俺が今までやってきたゲームはハッキリ言ってクソゲーが多かった為こう言うところはあまり凝ったことはしなかったがこうまで種類が多いと少し頑張りたくなるよな。
「無視ですかそうですが」
視界の外でピクシーが飛びながら拗ねているが無視しよう。
「もう何百人も相手していますが無視した人はいなかったのに~というか少しくらい話聞いてくれたっていいじゃありませんか~」
段々テンションが下がってきたなこのピクシー。よく見ると目の下に隈のようなものも見える。思ったより苦労しているのかもしれないな。よし、こんなもんでいいか。
「おーいキャラクリ終わったぞ」
「大体忙しすぎるんですよ何でこんなに一杯人が来るんですか他の担当の人達は楽そうなのに何でこんなにも忙しいんですかいじめですか何ですか最近は何か見たのかは知りませんけど無視して重要なこと聞かずにいく人多いんですよやりがいがないんですよこの仕事だいたい、、、」
おおっと思った以上にストレスを溜め込むタイプのようだなこのピクシー。何か最初のうざいテンションもなんかやけくそに思えてきたな。どうしようかなぁ?
デコピンッ!!「あいたっ!!なにするんですか!?」
「いやなんか考え込んでいたから」
「考え込んでいたら暴力振るうんですか!?」
「それよりキャラ出来たぞ、ホラ」
「それよりって、、、まぁいいですけど、、、どれどれって何かありきたりですね~♪」
「悪かったなありきたりで」
「いやいやあとで後悔するよりこっちの方がいいですよ絶対」
俺が作ったキャラはがっしりしたいわゆる細マッチョな体(現実とほぼ一緒)で身長は175センチくらいだ。髪は黒色で長めの髪を後ろで束ねたスタイルだ。俺は顔が中性的なので長めの髪でも合うからな。まぁ大した面はしてないが。
「じゃあこの姿でいいですか?」
「ああ、この姿で頼む」
「分かりました。では続きましてはステータスとスキルを選んでください」
もう完全に最初のキャラ続ける気がないなこのピクシー。
ピクシーは現在3552人の対応をしているが、話をまともに聞いたのは3人だけ