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第四章 第8話 グランド王国の過去


 この話は、龍之介、オウガ、キキそれぞれから、話を聞いた後にピースメーカーにも関係があった事がわかり、雫、朱音、楓からも話を聞いた。


 そしてオレ、レイ・カトリックがまとめた話になる。


 グランドの叢雲 竜也、竜帝の叢雲 龍之介、鍵主人キーマスターの日野熊 彦十郎、次元刀の佐々木 和臣、教授の浅間 隼人、倉庫女王アーセナルクイーンの蝶野 静夜、殺戮兵器キラーマシンの菅田 愛、無限射手の水乃 霞。


 この8名はグランド王国の召喚により同時に、この世界にきた、地球からの転移者になる。


 グランド王国は、危機にあった。大量の魔物が派生し、獣人の難民がグランド王国に押し寄せた。


 王は、難民を受け入れ続けた。話を聞いた限り、労働力を期待して受け入れた節があった。


 しかし、膨れ上がり難民で、財政は枯渇して、食料と水が不足し、犯罪が多発した。魔物に殺される人と、獣人と人が殺し合いをするようになるのは早かった。


 問題を解決する為に、王の命令で2人の王女が異世界から勇者を召喚した。


 召喚された竜也達は、魔物を退治すると、魔物に襲われる人と、魔物を食料にして食料問題を解決して行った。


 そんな時、他国で大規模召喚で1クラス召喚された、斑目 雫、大鳥 朱音、皇 楓と3人以外を殺害した、狂蝶の明野 蝶華に出会う。この時から、蝶華は竜也のストーカーになったようだ。


 度重なる手柄で、竜也と王女の姉が、恋人になり、王公認で付き合うようになる。


 竜也達の戦場は、拡大されていき、難民のかずも増えて行った。


 神が、魔物の増大に関係があるとわかり、竜也達は、全世界を回る。その時に、極東国に立ち寄り難民だったオウガ、キキに出会う。


 その時に、オウガ達が転生者と知り、龍之介の弟子になるが、弟子にした理解は同郷だった事が

大きかった。


 グランド王国に戻った、竜也達の組織は全世界の旅で拡大し、西大陸で1番の軍勢になる。


 竜也達8人は、それぞれ軍を引く将として巨大になった軍を動かした。


 この軍が、ゴットアベンジャーの基礎になる。数年で、巨大な秘密結社になったのは、この時の、軍勢があったからだ。


 魔物を生み出している、神の手がかりを手に入れた竜也達は、軍を進軍させて、神のいる獣人の国ごと滅ぼしてしまう。


 雫達の話から、滅ぼされた国は関係ない事がわかった。アルク•ガルスの獣神教会だとわかった。


 竜也達は、獣人の事を知らな過ぎた。グランド王国は、元々獣人が少ない国だった。人には人のルールがあるように、獣人には獣人のルールがある。


 グランド王国は、獣神教会の怒りを買ってしまったが、王は武力で解決してしまう。竜也達は、獣人の事を余りにも非道な扱いを続けしまう。


 獣神教会の問題を解決しないまま、神の手がかりを掴んだ竜也達は、それが、邪神と知らず撃戦をした後に倒すが、オレの予想だと、この時に裏切り者が生まれたと考える。


 なぜなら、この時まで進化勢の神との接触がないからだ。


 ここから、悲劇が起きる。獣神教会の獣人達がグランド王国を襲い、数で壊滅させてしまう。獣人達は、何かに操られていたとオウガが証言していた。


 この時に、王族は全員、暴行末に死亡した。

 竜也が、暴行された王女を見てから、獣人に対する怒りと神が操っていたと教授の浅間 隼人と殺戮兵器の菅田 愛が言ったそうだ。


 その証言をみんなが信じたのは、グランド王国に巨大な次元の穴が開き、魔物が現れたからに他ならない。


 そして、龍之介が吸い込まれた、ブラックホールの出現。龍之介が仲間を救う為に、限界まで技を練り、閉じたがその時の爆破でブラックホールに吸い込まれた。


 この時に、シャクナ・ドルアークに助けられた事になる。正確には、龍之介は死んではいない。

 龍之介、本人も勘違いしている。シャクナから聞いたから間違いない。


 恐らく、ブラックホールか魔物の出る穴に関係しているのは、狂蝶の明野 蝶華だろう。クラスメイトを殺戮した次期と、穴が発生した次期か重なる。


 そう後、グランドは秘密結社を作り現在の状態になる。


 この話から、最低4名の裏切り者がいる事がわかった。


 まずは、竜也達に神の偽情報を出し、獣神教会を襲わせた者、獣人達を操り王族を殺させた者、

魔物が発生する穴を作った者、ブラックホールを作った者が最低必要になるからだ。


 オレが、この情報をアイカ達、雫達、オウガ達と共有する事にした。


「知らずに裏切り者と心の底から、仲間だと、兄弟だと、なにも知らずいたのかよ……クソッ!」


 オウガは、怒りからか握った拳から血が滲んでいた。当たり前だ。散々、苦しんで神に復讐すると誓ったのに仇が、身内にいたのたがら……


「あんた達に、あたいも着いていくよ。師匠もいるし、組織を守らないといけないからね」


 キキはなんだか、チラチラ龍之介を見ている。

 なんだろ……


「キキ、ありがとう。一緒に裏切り者の野望を叩き潰してやろうな」


「あ、当たり前だよ。師匠〜」


 キキは、赤くなりながら、満面の笑みをうかべていた。龍之介は、モテるんだな。なんだか、憧れの先輩を見る、後輩みたいだ……


「明兄ちゃんに私は、着いていくよ。グランドには、辛い時に助けてくれたから。私は助けたい」


「命、明兄ちゃんは辞めてくれないか。今のオレは、レイだから……」


 ややこしいんだよな、明だと妹だが、レイだと姉だしな、正直レイで統一したい……


「じゃあ、レイ兄さんで、私はリリーナって呼んでね、兄さんにリリーナ姉さんっ呼ばれるのは、なんか嫌だしね」


「わかったよ、リリーナ」


 オウガ達との協力関係は築けた。聞いた話だけだと、わからない事も多い。オレは、グランド王国に行く事にした。





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