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絶えた夢  作者: 大和屋 
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エピソード1 三成と吉継の友情

太閤秀吉がまだ存命中であった時の話。

三成はある茶会に出席した。

一杯の茶を飲み回す会だ。

だが、大谷吉継という武将が飲むと、空気が変わった。

次の武将は茶を飲むふりをしただけで、茶器に口をつけようとはしなかった。

なぜなら、吉継はらい病(今で言うハンセン病)にかかっていたからだ。

病気がうつる事をおそれた武将たちは飲むふりだけをした。

三成はそれを憐れに思ったのか、茶を飲み干した。

それに感動した吉継は三成の親友となった。

吉継は目が見えないにも関わらず、関ヶ原の戦いに出陣し、見事関ヶ原の露と消えた。

三成は、人望が無いと言われているが、ここまでした付いてきてくれる友がいた。

つまり、ただ三成は不器用だっただけなのだ。

三成も評価すべき点があるが、不器用な三成を最期まで支え続けた吉継も評価すべきである。

これは後世に作られた話と言われるが、このような逸話があると言う事は、三成が不器用で、それでも本当は優しい人物である事が分かる。

それこそ、三成の特徴と言える。

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