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モノクロ世界、最後の君へ  作者: 流星さてらいと。
6/8

ー変化ー

それから2週間位の事だろうか?日付の感覚なんて物は無いから1回夢を見た=1日とカウントしての日付だけど。

私は、夢を見た。

いつもと同じ、不変的…


…では無かった。私が、変化させたんだ。


私は、告白される前に、夢の中のレイヤに話しかけた。

「ねぇ…いつまで続けるの?」

レイヤは驚いた表情をする。しかし、質問に答えずにテンプレートを再開しようとする。

「ねぇ、答えてよ!」

私はレイヤの服の袖を引っ張る。レイヤは聞き飽きた台詞を止め、呟いた。

「…ごめん」

「いつまで同じ事を繰り返すの?もう…疲れたよ…」

私は困った表情のレイヤの顔を必死に見つめた。

「…本当に辞めたいんだな?ユミの幸せを…と思ってたんだけど」

「うん…もう同じ夢なんかで私を慰めなくても良いんだよ」

私はそう言うと、突如世界が崩れだしたかのように消えていく。

これで「本当の死」に逝けるかな…。

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