#3 衝撃の事実
みなさんこんにちは!アオです!
それでは「クラスの陰キャの僕の気になるあの子は作家!?」をどうぞ!
僕は奈美子さんの連絡先を手に入れてウキウキしていた。
部屋へ行く途中母に
母「なに。そんなにウキウキして。いいことあった?」
僕「まぁそんなとこ!」
と僕は言いながら部屋へ戻った。その後と言ったら僕はスマホとにらめっこを
していた。奈美子さんから連絡が来るのをまだかまだかと待っていた。
何も知らない人からしたらただのキモイ人にしか見えないだろう。
5分経っても10分経っても彼女から連絡はこなかったがそれでも僕は待った。
待つこと30分。ピコん♪。スマホの着信音がなった。それまで眠りかけて
いた僕は見違えるかのように元気になってスマホを見た。
奈美子【お~い。届いてるか?】
浩紀【届いているよ!】
奈美子【良かった。今日勉強教えてくれてありがとう!】
浩紀【どういたしまして。僕も楽しかったから!】
奈美子【明日も今日と同じ感じでお願いできるか?】
僕はその一言でまた奈美子さんと勉強できる!と意気込み
浩紀【いいよ!じゃあ、また下校後ね!】
奈美子【浩紀、一ついいか?】
浩紀【?】
奈美子【会うとオドオドしているけどこうやってやり取りをしていると
全くそんなこと感じさせないね。】
僕はギクッとした。陰キャの特徴の一種で、メッセージとかでやり取りを
するといつもとは違う若干"陽キャ"なイメージを持つことが多い。
彼女にもそんな印象を持たせてしまった。
浩紀【ごっ....ごめん。僕、普段話すことが苦手だからこういうメッセージ
とかのやり取りだとテンションが上がっていつもとは違う
からドン引きされることが多いから.....】
奈美子【別に私は、それも一種の個性だと思う。確かに引かれるかも
しれないけど、私は少なくともいいと思うよ。】
僕は奈美子さんに温かい声というかメッセージをもらいうれしくなっていた。
浩紀【ありがとう。そういってもらえると嬉しいよ!】
奈美子【いいってことよ!じゃあそろそろ私寝るね~おやすみ~。】
浩紀【うん。おやすみなさい。】
彼女とのメッセージを終了させ改めて見てみると「おやすみなさい」!?
何を言っているんだ僕は、家族にしか言わないような言葉を......
まるで付き合いたてのカップルじゃないか......いやそれはそれでいいかも?
「はっ!?」何を考えているんだ!ダメだ.......とりあえず小説を読もう。
僕はいつも読んでいる小説のページへ飛んで10分間読書の中に浸っていた。
読み終わり作者の「みこさん」のプロフィールへ移動して活動報告を見ると
『1週間程度、投稿しません。』というタイトルと共に上がっていた。
僕は「えっ?」と思いながら詳細をクリックした。そこには完結な文で
「テスト勉強のため、小説投稿を1週間程度休止させていただきます。」と
添えられていた。僕はなるほどと納得して「みこさん」にメッセージを送った。
「小説投稿お疲れ様です。活動報告で見ました。テスト勉強頑張ってください。」
「ありがとうございます!元々頭が悪くてテストは悪い点しか取らないので
親に怒られていました。そして今回のテストが悪ければ塾に入れられて
小説を書く時間が奪われてしまうので、テスト勉強に集中します!」
「そうなんですね。僕の友達(?)も同じ状況の人がいます。応援しています!」
僕はそう返してログアウトした。しかしその後に疑問だけが残った。
今回の件や前から話していた「みこさん」との内容が奈美子さんと内容がほぼ
一致していたからだ。でも奈美子さんが小説を投稿しているか?と聞かれると
「う~ん」と悩んでしまうので確信はしていない。しかし妙に話が同じすぎて
少し疑っている状態だ。もし人違いだったら僕の方が恥ずかしいし.....
そんな疑問を残しながら僕は眠りについた。翌日......何事もなく1日を過ごして
僕は楽しみになっている奈美子さんとの勉強の時間だ。多分、楽しみなのは
僕だけだろうけども.....
奈美子「浩紀~。ここわけわかんない!!!」
僕「どっ.....どれどれ......あ~ここか、ここ僕も悩んだんだよね。
ここはこうしてあの方法を使えば解けるよ。」
奈美子「?ごめん。さっぱりわからない。」
僕「わかった。じゃあこれに似てる問題を出すから一緒に解こう。」
奈美子「わかった!」
素直に奈美子さんの笑顔がかわいいと思った。
僕「これはこうして、あの方法をつかってこうすれば.......」
奈美子「お~!てことはこれはこうやって解くの?」
僕「うん!」
奈美子さんがすらすら解けて僕は笑顔になっていた。
すると教室の扉がガラガラと空き先生が入ってきた。
先生「ん?こんな時間まで勉強とは偉いな。頑張れよ!」
僕「先生!ありがとうございます!」
先生「それじゃあ、邪魔しました。どうぞごゆっくり~!」
先生はウィンクをしながら僕に頑張って!とサインを送った。
僕はため息しか出なかった。
奈美子「先生なんだったんだろ~.......」
どうやら奈美子は全く分からないらしい。
読んでいただきありがとうございました!
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それでは次回お会いしましょう!アオでした~!




