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#13 テスト

みなさんこんにちは!アオです!

それでは「クラスの陰キャの僕の気になるあの子は作家!?」をどうぞ!

いつもの日課である小説投稿サイトで「みこさん」の小説を見ることは

できなかった。いやできなかったというよりもしたくなかったと言った方が

正しい。奈美子さん=「みこさん」ということに気がついてから少し

見るのをためらってしまうときが何度かあった。しかし奈美子さんの好きな人を

知っていこう失恋したような気持ちがあり僕は彼女の小説を読まなくなっていた。

作品自体はいいのだが作者という点をどうしても見てしまう。

良くないところだが仕方がないとも思ってしまう自分が嫌になった。

僕「とりあえず、何も考えずに明日のテストに集中しよう!」

と僕は頬を叩き気合を入れ直してせっせとテスト勉強に励んだ。そして翌日.......

今日はちゃんと起きることができた。そしてテストの範囲の復習をしていたが

頭の中は奈美子さんのことでいっぱいだった。どうしても奈美子さんのことを

考えてしまう。本当に惚れてしまっていることが自分でもよくわかる。

そしてモヤモヤした気持ちを残したまま僕は少し思い足取りで学校へ向かった。

学校へ着くと珍しく奈美子さんが速く来ていた。そして僕に気がつくと

奈美子「浩紀、助けて~。テスト直前なのに全くわかんない!!」

僕「っ.......どっ.......どこ?」

奈美子「ここなんだけどさ........」

"陰キャ"である僕が"陽キャ"である奈美子さんと近くにいるため視線が痛い。

だが僕にとってはこの視線は色々な感情を混じりながら思っている。

僕「..............」

奈美子「?浩紀、聞いてる?」

僕「えっ.....えっ.......ああ聞いてる。」

奈美子「.......でさどうやって解くの?」

僕はいつも通り奈美子さんに解き方を教える。

奈美子「そういうことね!ごめんね、時間取っちゃって.......」

僕「だっ.......大丈夫だよ.........」

奈美子「ありがとう!じゃあお互い頑張ろう!」

僕「うっ........うん」

テストも勉強も僕は全くやる気が起きなかった。僕は振り回されすぎている。

「たかが恋1つに。」と言われるとそこまでなのだが.........

僕はごちゃごちゃになっている気持ちを胸にテストを受けた。

そしてやっとの思いでテストを終わらせて僕は久しぶりにいち早く家に

帰りたいと思った。テストの疲れもそうなのだがどうしても1人になりたかった。

僕は誰にも気づかれないように家へ帰った。


~一方そのころ学校では~

奈美子「浩紀~!」

昭雄「?浩紀じゃないけどどうした?」

奈美子「いや、ちょっと浩紀に言いたいことがあって呼ぼうとしたけど

    見当たらなくて」

昭雄「確かに周りにはいないな........」

奈美子「もう帰っちゃったのかな........」

昭雄「言いたいことってなんだ?俺でよければ伝えておくぜ。」

奈美子「ありがとう。でも私から伝えなくちゃいけないことだと思うから........

    最近、浩紀の元気が無くてさ........」

昭雄「っ.......、確かにあいつ最近元気ないよな........」

奈美子「そうなんだよ.........大丈夫かな..........」

昭雄「でもあいつ、そういうときは1人でいるのがいいんだと思う。」

奈美子「?なんでわかるの?」

昭雄「いや、なんとなくってやつだ。」

瀬千賀「昭雄!いっ.......一緒に帰ろう。」

昭雄「うっ......うん。じゃあな奈美子!」

奈美子「うん!また明日~!」

昭雄がいなくなって教室には私1人だけしかいなかった。まるで私の今の

気持ちを表すかのように。


~浩紀の方では~

相変わらず僕はため息ばかりついていた。ずっと前から分かっていたことなのに

いざこうなってみると想像以上の悲しい気持ちがこみ上げてくる。

僕の頭の中には挨拶をしてくれた奈美子さん・勉強を教えてほしいと言われた時の

奈美子さん・頑張ろうねと励ましてくれた時の奈美子さんなどたくさんの彼女の

顔が思い浮かんだ。また一つため息をついた。しかし僕はこれではだめだと思った。

どうせため息をついたところでこの状況が変わることはないから。僕は

そう自分に言い聞かせて久しぶりに「みこさん」の小説を読むことにした。

なにかいいヒントがあるかもしれないと少しの希望を抱きながら。

そしてその日の夜僕は久しぶりに「みこさん」の小説を読んで感想を書いた。

「みこさんお久しぶりです。色々なことをやっていて見ていませんでした。

 でもひと段落ついたので見させてもらいました。やっぱりいいですね。」

「お久しぶりです!最近、見かけていなかったので心配していました。」

みこさんの文に僕は少し嬉しくなった。心配してくれていたからだ。

「すみません。明日からはいつも通りやり取りさせていただくのでお願いします」

「はい!お待ちしております!」

僕はみこさんとのやり取りをやめ、夜空に向かって

「どうか。奈美子さんの恋が成功しますように。」と祈った。

読んでいただきありがとうございました!

感想・ブックマークなどしてくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

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