#11 君の気持ち
みなさんこんにちは!アオです!
それでは「クラスの陰キャの僕の気になるあの子は作家!?」をどうぞ!
時刻は8時20分過ぎ、僕の家から学校までは走っても15分必要なので
間に合わないのだが今更ながら僕は走って学校へ向かった。
~その頃学校では~
昭雄「そういえば奈美子。ちょっといいか?」
奈美子「全然、大丈夫。で何?」
昭雄「単刀直入に言うと浩紀のことどう思ってる?」
奈美子「どうって?」
昭雄「だから頼もしいやつだったりそんな感じのこと。」
奈美子「ん~。浩紀は確かに勉強も教えてくれるいいやつと私は思っている。
あと昭雄と瀬千賀も引っ付けたのも浩紀のおかげだし。
あいつにはかなり感謝してるぜ。」
昭雄「ふぅ~ん。そっか.......」
奈美子「で、なんでそれを聞いたの?」
昭雄「いや、とくに深い意味はない。それにしても浩紀遅いな.......」
奈美子「確かにそうね。寝坊したのかも。」
昭雄「浩紀に限ってそんなことはないでしょ。」
奈美子「そうだよね。"あの"浩紀なんだから。」
~浩紀の方では~
(まずい。絶対遅刻だぁ~。)と思いながら学校へ全力疾走で向かっていた。
急いで学校へついて時計を見るも時間は8時40分。HRの時間が終わっている。
僕は完全に落胆していた。そして教室へ入ると先生が物凄いスピードで
僕のもとにやってきた。そしてここからが本番の説教タイムと言わんばかりに
先生は怒ってきた。うちの先生はかなり時間に厳しい人だったからかなり
怒られた。その間、教室中の視線が先生と僕に集中していたため、コミュ障の
僕にとってはそっちの方がよっぽど精神的にきつかった。そして数分後.......
やっと先生の説教が終わって僕はすぐに自分の席へと向かった。すると
昭雄「.......めっちゃ遅かったな.......浩紀が.......どうした.......悩みでもあった?」
僕「いや、そんなことはない。ただ昨日、寝落ちしちゃって.......」
昭雄「そうなのか.......でも浩紀にしてはめちゃくちゃ珍しいな.......」
僕「ほんと、どうだよな.......はぁ........」
深いため息をついてそんなことを言った。そして放課後.......
今日も奈美子さんに勉強を教える日だ。僕と奈美子さんだけの教室はとっても
静かだった。そんな静かな中、奈美子さんが口を開いた。
奈美子「今日、浩紀遅かったよね。」
僕「うっ.......うん。」
奈美子「浩紀が遅刻するなんてね........なにか悩んでいることでもあるの?」
朝、昭雄に言われた言葉そっくり奈美子さんも言ってきた。
僕「いっ.......いや、とくにないよ。そのこと朝、昭雄にも言われたし.......」
奈美子「本当?1人で抱え込みはよくないよ。」
僕「ほっ.......本当だって。」
奈美子「ふぅ~ん。ならいいけど.......」
そして奈美子さんは黙々とテキストを解いた。僕は本当に、この時間だけが
楽しみだった。好きな人と2で勉強の教え合い。と言っても僕が教えるだけ......
そんなことをぼやっ~と考えているとまた奈美子さんが
奈美子「ねぇ.......驚かずに聞いてもらっていい.......?」
僕「へっ?.......驚くかもしれないけど.......いいよ。」
奈美子「まぁいっか.......私さ、そのっ.......好きな人がいるんだよね.......」
その言葉を聞いた瞬間、僕の体に電撃が走るような感じがした。
僕「うっ.......うん。」
奈美子「でもその人、ネットの人でさ。いわゆるネット恋愛ってやつ。」
僕「うん」
いつもの陽キャという立場の奈美子さんには想像もできないような語り口調。
奈美子「その人、私と同い年なんだけど......どうしたらいいかな?」
僕はいつかこんなことが起きるとはわかっていてもいざそうなると
なんとも言えないような感情が押し寄せてきた。
僕「.......っ........」
奈美子「浩紀?」
僕「んっ......なんでもない........そっかネット恋愛か........」
奈美子「うん」
僕「正直.........恋愛自体、したことないから........何とも言えないけど」
僕はここで盛大にウソ発言をした。でも好きな人が君だとは全く言えない。
奈美子「そっか........」
僕「でも一つだけ言えることがある。ネット恋愛だとおじさんが年齢偽っている
だけかもしれない。そんなことないかもしれない。わからない。
でも君の気持ちがそれでいいならいいと僕は思うよ。」
奈美子「なんかかっこいいこと言ってる。だけどそうだよね。
自分の気持ちに素直になればいいだけのことだからね。」
彼女はどこか遠く空を見上げて言った。まるでその人のことを考えるかのように。
しばらく2人の間で沈黙が続くと終了をしらせるチャイムが鳴りだした。
奈美子「さぁ、帰ろ!」
僕「うん。」
彼女が恋をして僕の気持ちは複雑だ。だけど一つだけ言えるのは恋愛をすると
誰もが生き生きとしているということだ。
読んでいただきありがとうございました!
コメントなど是非お願いします!
それでは次回お会いしましょう!アオでした~!




