39話
勿論、劣化しないようにスキルの方のアイテムボックスに大切にしまいその場を後にした。
あるぅ~日ぃ~、もりのなかぁ~ごぶりんに~出会ぁ~た♪(血の)花咲く森の道~ゴブリンに~出会ぁ~たぁ~♪ (なんか怒られそうだが...。)
意気地のないトレント集団からの献上品(カツアゲ?)に気分よく、薬草などの採取に励んだ。順調に採取をすすめたのだが、何事にも邪魔する存在はいる。で、現在は、鼻歌歌いながらワラワラと湧いてくるゴブリンの掃討中。湧いてくる方に向かいながら、やっぱ、Gは、巣ごと除去しなきゃねなどと考えながら足を進める。相変わらずこいつ等爆散して、魔石よこさないよね~、まあしょうがねっか。意外と近くに集落があったようで、只今集落の入り口正面が目視できる位置にいる。一応、念のためにと、脇にそれ手ごろな木に登り、観察を始めた。粗い木の柵に囲まれた、草で屋根を葺いたような掘立小屋がいくつか見える。入口には見張りに2体のゴブリンがやる気なさそうに突っ立ているが、その脇を、ホーンラビットや木の実などの食糧を手に入れて戻って来るもの、採取に向かうものと出たり入ったりしている。とりま、魔力感知で様子を探る。通常のゴブリンだと思われる反応が50余り。それよりちょっと強そうなのが10余り。それとこの集落のボスなのだろう、大きめの反応が1つ。出入りを考えると100~150くらいの集団なのだろうと当たりをつける。全部相手するのはちょっと現実的じゃないから、横から集落に入って、ボスを暗殺して、あとは、パ二クらせて向かってくるのだけ相手すればいいかな、ざっくりと方針を決める。
そうと決まれば早速行動開始。
入口に立つゴブリンの目を避けるように集落の脇を目指す。粗い造りの木の柵前で一旦止まり、隙間から中の様子を窺うが、その行動自身無駄に思えるほど無警戒だった。私は、杖を取り出し4,5歩下がり、助走をつけ、棒高跳びの要領で杖を使い柵を飛び越えた。ちょっと予想外に高く飛び過ぎてしまうがそこはご愛敬だ、見つからなければセーフ!デスヨ。物陰に隠れながら、ボスの方を目指す。合間合間にゴブリンを見かけるが、見つからなければスルー、見つかりそうになれば、結界で音まで遮断してから倒していった。そうして辿り着いたボスの居場所らしき小屋は、周りより2周りほど大きく、壁は石を積み上げて作ったと思われる石壁になっている。入口は正面だけだが、そこには見張りと思しき2体のゴブリンが立っていた。う~ん、、どうすっかな?もう一回魔力感知で中の様子を探る。中にはやはり大きな反応が1つと通常のボブリンより少し強い反応が1つ、すこし離れて少し強い反応が2つ並んでいた。
離れている反応は入口にいる見張りと思われるが、迷うのは大きな反応だ。近づいて使ったからわかったのだが、魔力が、ゴブリンと違っている。それと、中ではお盛んな様子だ。取り敢えず中を確認しないと、判断間違えることになるので、小屋を結界で囲い見張りの2体を始末することにした。土魔法で指弾を作り出す。硬度を高め、ちょうど扱いやすい大きさに整え、左右の親指でそれぞれの頭を狙い、はじいた。狙いたがわずに見張り2体の頭に当たり、見張りは絶命した。だって、頭はじけ飛んでんだもの、これで生きてたらおかしいよね?続いて、結界の形を変えて、小屋の中を覗く。




