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はじめてのダンジョン

第3話!

 (かける)はダンジョンに入っていった。因みにダンジョンの外、先ほど翔たち生徒が寝ていた場所はかなり大きな街だった。人は最低限、店の番などをしているだけで、そのほかに人は居なかった。道具屋などもあり、HPを回復するためのポーションなどもあったが翔にはお金が無かった。単位は(ゴールド)。1G=1円でわかりやすい。


 「はぁ~、向こうでもこっちでも金が無ぇ。世界が変わっても、金欠はかわんねぇのか…。ま、何か狩ってきてそれを売りますか。」


 ダンジョンの中は外ほどではないが少し明るかった。


 「よし、1層だと言っても油断無くいかないとな。すぐ死にかねない。こういうゲームだったらやっぱり対複数は避けるよな。よし、俺も対複数を避けていくか。」


 少し歩いていると翔は1匹のモンスターを見つけた。


 「お、ちょうどいい。アイツ狩るか。」


 そして翔の初めての戦闘が始まった。


 「見てくれは良く見るラノベのゴブリンみたいで、それに棍棒持ってるっぽいが、まぁなんとかやってみるか。」


 「先手必勝ッ!」


 走って勢いをつけたテレフォンパンチをゴブリンにぶち込もうとする翔。ゴブリンはそんな翔にようやく気づき、慌てふためく。


 「オラァ!」


 ゴン!と言う音が翔の拳から鳴り、ゴブリンはふらつき棍棒を落とす。そこへ翔はゴブリンを押し倒し、マウントを取る。ゴブリンの棍棒を拾い、ゴブリンの頭を殴りつける。


 ゴン!ゴン!ゴン!


 何発かゴブリンの棍棒で攻撃を当てているとゴブリンはだんだんと薄くなっていった。ゴブリンが消えてなくなった場所には小さい親指程度の石が落ちていた。


 「ん?なんだこりゃ?ラノベとかで良くある『魔石(ませき)』ってやつか?ってそうだそうだ。『孤独王』の開放条件クリアしたから確認しないとな。『ステータス』。」


 名前:夜田上 翔(やたがみ しょう)

 レベル:2

 HP:510

 MP:51

 POW:102

 VIT:102

 INT:102

 SPD:102

 LUK:10

 ユニークスキル:『孤独王(こどくおう)』Lv.1

スキル:なし

 残りSP:3


 『孤独王』Lv.1

孤独の王は今目覚めた。

 Lv.1能力:発動してから30分間ステータス10倍、もらえる経験値10倍、発動中レベルアップしたら、もらえるSP(スキルポイント)10倍。クールタイムは3時間。パーティに自分以外の人がいれば発動できない。


 Lv.2開放条件:孤独王を発動した状態でモンスターを合計1000体討伐。


 「ん?レベルアップなんてしてたのか?わかんねぇな。興奮してたからか?それにしても『孤独王』強いな。でもSPってなんだ?名前からしてスキル関連なんだろうな。使えんのかな?」


 翔がステータスのSPの部分をタップすると


 「スキルボードかこりゃ?いや、どっちかというとスキル購買所みたいなかんじだな。俺の使えるSPは3か…。なんか買うか。」


 少し悩んだ後、翔は1つスキルを買った。


 『自己修復』LV.1

 常に自分の体を傷の無い最高の状態に保つことが出来る。傷の修復もできる。LV.が上がると治癒する速度が上がる。


 翔はこのスキルを見たとき、突然、あることを思い出した。それは『超回復』というものだ。このスキルを使えば、ずっと筋繊維を壊し続けて、そのたびに治し続ける。そんな超効率な体の鍛え方が出来るのではと昔考えていたなぁというものだった。今ならそんな昔妄想していたことが実践できる。そう考えての行動だった。


 「よし、これで『孤独王』と『自己修復』を使った超効率育成が出来るじゃないか。ひとまず浪漫は置いておいて1人でこのダンジョンで生きていけると思えるだけのスキルとステータスを手に入れなきゃな。」


 そうして翔はまだダンジョンにもぐり続けるのであった。

読んでいただきありがとうございました。評価、コメント、ブックマークなどしていただけたら有難いです。戦闘描写へたくそでごめんなさい。これから頑張って勉強していきます。

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