黒騎士認定大会ー戦い1ー
まだまだ考察すべきところではありませんがたのしんでいってくださいね
零ー。
冷酷な人間らしく、親の仇のため黒騎士を受けているらしい。
黒騎士は聞いた時から思ってたが厨二病感満載で草生える他ない
だが伝統として残されている為、批判したらその時点で処刑だの批判だの受けることだろう。
だから徴兵令みたいなのはあるし、それを守るのも暗黙の了解なのかもしれない。
でも、戦争については反対だな。
こうやって仇をとるための人間を集める為とでもいうのかな。
今日は「戦い」すなわちゲームで言ったら対人戦。
ガチマッチだ。
レートだ。
皮肉にも、これと団結力とやらが一番点数が高いが…
おそらく力が全てなのだろう。
団結力もチーム戦らしいし。
「それにしても残虐はなんかしっくりこなかったなー」
残虐では…ないよな
なにを求めていたのか
そこである黒いマントっぽいのを覆った青年がいた。
黒騎士が名前に似合ってるな…
「…あの…」
気がついていれば話しかけていた。
なんかドス黒いオーラを纏っているが。
「?君は…今僕と微妙に並んでる人だね」
「え…なんで…」
なんでわかったの?てかそうなんだ
「…試合を見てたから」
みなまで言わせずにそう言ってきた。
「うお…ソリャソウカ」
なんか緊張するのは何故だろう
「僕は零。よろしく。」
青年かと思ってたがフードを脱げば可愛らしい少女だった。
零…この娘が…
なんとなく馴染みやすい人だった
「戦い…トーナメント制らしいからお互い頑張ろうね」
言ってしまえば可愛いガールズフレンド。
しかし、そこまで柔らかい者ではなかった。
トーナメントが始まるとトップの成績をたたきだし、カレンを破った。
「貴女…」
「決勝に行けたよ。おかげさまで。」
そしてこうつずけた。
「踏み台になってくれたおかげで。」
俺は絶句した。その強さに。
戦いが始まると秒で相手の剣を弾き無効化。
相貫をとる暇さえくれない(相貫。。。刀同士の戦いのとき睨みあい、互いに見つめ合わせる空間に心で引きずり込ませる技。)
俺はといえば……
「めえええええええんんんん!!!!!!」
水泳部であるのに関わらず剣道で勝負していた。
結局のところアドリブでどうにかなった。
「はぁ…はぁ…」
流石に疲れてきたのか剣を動かす力は衰えている。
そして4回戦。
観客と母さんは激アツムードでいた。
「うおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」
「カノン!カノン!カノン!」
まって吐きそう。疲れすぎた。
4回戦の相手はゴツゴツの装備で固めた巨漢の人。
「嗚呼((lll・ー・) オワッタナ」
「おいおい坊主。よくここまで来れたな。褒めてやる」
相手は、自前の斧を振り回して俺をなぎ倒す。
「!!!??」
いきなり攻撃をされ、動揺を隠せない。
「もう勝負は始まってる。ルールであっただろ?『殺し合いは良いものとする』って」
「っそ!!!」
先に殺していくってか
しかも斧の火力はあり、アバラを打撲していた。
「っっく…ア゛…」
審判を睨み、はやく始めろと合図する。
ちなみにルールはこんなものだ。
あいてを10秒ノックアウトしたら勝ち。
それだけ。
俺は叩きまくっていたから戦略なんてない。
さて…どうするか
鞄に入っていたスマホが目にはいる。
「…」
考えたものは危険だ。
でもこれしか勝つ方法が思いつかない。
「餓鬼いいいいいいいいい」
ばごん
「っっくあああ!!!」
かっとばされ動けない。
「どうしたあああああ?」
1秒
2秒
「まだだ!!!!」
もう耐えるしかない。
ばこん
ばこん
ばこん
「うはぁッッ」
観客席で見ていたカレンが絶叫する
「やめて!!!!降参して!!!!!」
たしかにこのままじゃもたない。
でも起点を作れば勝ち目はある。
そろそろかな
「死ね餓鬼いいいいいいいいいい」
ざんねーん
コイツの場合斧でしか攻撃してこない。
しかも近接でしかしてこない。
ならコイツをくっつけるチャンスだ。
「あっっっっつううううううう!!!!!」
スマホを相手に投げつけた。
例えばWi-Fiの無いところで検索した場合どうなるだろうか。
そう。
検索できない。
でも検索できるように携帯は努力する。
すると端末は…
熱くなる!!!!!!
「かあああああああああああ」
火傷ぐらいなら簡単だ。
火傷が痛すぎるのか寝転がっている
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10!!!!!!!
歓声が混み上がる。
スマホ一つ消費したがいいだろう。
そして大怪我を負ってしまった。
まさか、ここまでこの怪我が足を引っ張るとは思っていなかったが
続く
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