表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/14

黒騎士認定大会ー団体1ー

イラストは次週からです

零を倒したという一件で俺の株は上がった。

俺も当時の事はそこまで覚えてないが、なんだか乗っ取られた気分でいた。

次は団体戦

くじの結果、カレンと一緒だった。

「また!?」

「またってなんだよ。一回目だろ」


戦いのあと、この世界については多少聞いた。

『神の存在』

『能力の法則』

そしてー。

『黒騎士とは』


黒騎士というのは、ただ、戦場につれていかれるだけじゃないらしい。

ともかく、黒騎士は100人ぐらいの結成舞台で、世界で一万しかいないという。


ということは、明らかな戦闘種族。

技術有るものだけが入れる組織なのである。

「…黒騎士になっても…なぁ…」

カレンはその言葉が癪にふれたらしく、激怒する

「じゃあっ…やめれば!!!」

流石に女の子にそんなこと言われたら首をかっ切りたくなる。

こういうのが好きな人にとっては歓喜かもしれないが…


団体のルールは言ってしまえば


    『決勝』


らしい。

勝ち進んだ者だけが参加でき、4人しか戦えない。

負けたとしても、黒騎士にはなれる。

といういことは、

カレンが黒騎士になってしまうということだ!!

これには母(仮)は激怒して、ラリアットしてきた。


ともかく、戦いがはじまる。

零と組んでいるのはなにやら痩せていてスレンダーな人。

「よろしく。俺の名前はバプスだ。」

試合前にわざわざ楽屋に来て、挨拶をする律儀な奴だ。

口は悪い。

ちなみに『LP形式』で完全にダウンしてしまったら負け。

「よぉ…零…なかよくしよぅや」

「だまれ運だより」

俺やん!!!!


「さぁ始めよう!!!」

MCが勢いよく、『すたああああああと!!!』

てな感じにいって、始まった。

すると、零はいきなりバプスを斬り倒した。

「!!!????」

「邪魔だ。まずは貴様から殺る」

バキバキと鈍い音と共にバプスは無抵抗のまま、倒れた。

「おおおおおおっっとおおお???仲間割れかぁ!?」


「…貴様らなど…本気の私で十分だ」

本気?


ばんっっっっっっっっ

「あか?!」

俺は勢いよく、吹っ飛び地面に叩きつけられた。

個人戦のときにはみせなかったパワーだ。

カレンはドン引きして風で距離をおく。

「つっよ。なにあれ」

「…なぁ異世界のこと…楽しみにしてるよ」

勝つ前提というのがなんとも!!!

俺は負けじと雷を纏おうとする。

だが、

前みたいにはできなかった。

「へ?」

また重力で吹っ飛び、時が止まり、叩かれる。

「ばか…つぇぇ…」

カレンは背後から襲う。

しかしこれも無慈悲に止められ、はじかれる。

しかし、あることにきづいた。

「あれ?」

時が止まる時間がそこまで長くない。

動体祖力がよければどうにかなりそうだ。


「おい!カレン!ギリで避けろ!!」

「はぁ!?」

理解できなくて当然だろう。この語彙力。

しかし、なにかに頷き攻撃をスレスレでかわす。

「次はっ俺のばんだっ!」

俺が電気を貯めて三方向に電気を放つ。

しかし、零は避ける。

「そんな電気でなにをする。」

「くっそ!」

カレンは目を細め、風圧で零をおす。

「!?」


風圧に押された零は感電して、重力が一気に解かれる。

時間を止めるという選択肢はあったのだが、

「時間をとめてしまったらビリビリくるからな」

つまり、言うと磁界に無理矢理長時間居ることになる。

しかも時間が少ないので避けるのは難しい。

勝ったー。



さく


「本気をだすと言ったろ?」


続く

イラストは諸事情により来週です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ