表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Review(レヴュー)!  作者: 鴉野 兄貴
エロを書いて何がわるい!

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

93/149

【Hiding】3 さよなら四角またきて四角

 「あれ? 澪じゃん」「げげげげげっ?! き、き、霧島ッ?! 」

霧島は目を細めたが冷静さを欠いた澪は気付かない。


 「こ、こここコイツは居候でッ? 」「はじめまして。『フォッグ』さん。お世話になっています」

慌てる澪に対して唯はニコニコ笑いながら頭を下げた。とても10キロ疾走してきた後とは思えない。真夏なのに汗一つかいていない。


 「霧島だ」

ぶっきらぼうに応える霧島。


 「下のお名前は? 」「応える義務は……」「和人かずひとだよ。唯さん」

霧島は小さく舌打ちしたが、相棒は気付かなかったようだ。


 「霧島はジョギングか。所為が出るな」「おい。部長しっかりしろ」

「正直、実感が沸かない」「部員およびOBの公正な選挙の結果だ。いい加減受け入れろ」

どうもコイツは部長の自覚が無い。霧島はそう思ったが彼の関心は相棒に無い。


 「……かずひと。さん。ですか」

ボーと霧島を見つめる。唯。


 「どうでもいいだろ。唯さん」

霧島はそういうと、真との約束を思いだしたが。

「うちにはきていないし。いいか」とだけ呟いた。二人には意味が解らない。


 「ね。唯さん? 」

「和人さんって素敵な方ですね」

どうしてそんな感想になるんだ。唯。


ちなみに霧島はニキビ痕だらけの顔で、スラリとした体つきはさておき、美男子と言うほどではない。

「あの? もーしもし? 唯さん??! 」


哀れ。澪。でも親密度はお前のほうが上だ。問題は『女同士として』だが。

さらに哀れなことに。澪を『女子高生』と誤認している男がいたりする事実。

澪の恋路は多難である。……恋路って言うのか?



 「凄いです。『フォッグ』さんと澪さんから薫陶を受けることが出来るなんて」

「そうか」「いやいや、俺たち底辺ですし」

喫茶店でフローズン入り珈琲を飲みながらはしゃぐ澪と唯。ブスッとしている霧島。

社交的な霧島にしては珍しいが、悪い気はしていないらしい。多分。


 「You魔さん。またヤバいことかいてるな」「うわっ?! この表現は一八禁ですよっ?! 」

その悠馬は、『憧れの女子高生』に対する妄想爆裂で文を書いている。つまり。その文は。

「あ、K&Mさんが新作を」「あ、あの人のお話好きです。でもあのオチはなんですかっ?! 」「だってK&Mだし」

「桜美さんランキングはいったよねぇ」「あの人は色々あるけど、お話自体は面白いよね」「あの方、我が校の先輩のようなのですが。少なくとも文芸部には在籍していらっしゃらないようです」「へぇ」

「あの才能、是非とも」「あの人、ちょっとイタイしなぁ」

お前もだ。澪。


 「和人さんの新作、凄くいいです。特に」「霧島で。いい」

唯の言葉を遮る霧島。相棒がおかしいことにようやく気がついた澪は問う。

「おい。霧島。機嫌が悪いのか」「……和人でも。どっちでもいい」


 唯の表情が華やかになると、一気に喋りだした。

「なんかさ。俺。邪魔? 」邪魔です。澪。泣いていいじゃよ?


 澪は現在、別の意味で狙われているのだが、それは別の物語である。

御鏡澪。美少女にしか見えないショタ少年。現在。恋人候補? 二名である。


そのもう一人である悠馬は。現在人には言えない思いを掲示板にぶつけていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ