表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Review(レヴュー)!  作者: 鴉野 兄貴
エロを書いて何がわるい!

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

82/149

【Stealth】1 御父様再び

「唯。これはどういうことなのかね? 」「御父様。私には何の事なのか解りかねます」

背中からダクダクと嫌な汗が流れているのは別段夏場だからではない。


 ニコニコ笑いながら唯の小説をPCに表示させている父。新堀にいほり しん

思いっきりしらばっくれている唯は最近ハルカナルから嘘のつき方を覚えだした。

持つべきは悪い友達である。いや、もつべきでは無いが。


 「パーソナルコンピュータの没収、携帯電話取り上げ。次は何がいい? 」

「いえいえ。私は無実ですよ。御父様」「ふむ。同じユーザーネームで活動報告から相互にリンクがあるのだが」

ちなみに、規約上は一般活動報告で15禁以上の作品の紹介はしてはいけない。注意である。


 「い、悪戯でしょう。先日ハルカナルがユーザーページを勝手に」

「ああ。ハルカナル君か。義兄が事故を起こした子だね」

ハルカナルは育ての親の息子と二人で暮らしていたが、

其の兄貴分が人身事故を起こしたという暗い境遇を持つ。

故に、彼女を避ける同級生も少なからずいる。


 しかし。何故か真は彼女の事を気に入っている。

なんでも彼女の親戚に恩があるらしい。


 「よし。決めたぞ」ポンと手を叩く真。

「? 」嫌な予感しかしない唯に彼は恐ろしいことを告げた。


 「嘘つきは尻叩き百」

「御父様のセクハラー!!!!!!!!! 」


 唯は一つの事を学んだ。ユーザーネームは変えておこう。

布団叩きで高校生の娘の尻を叩く親など今時いないだろうに。何処から持ってきた。


 「わかりました。お父様。明日からXユーザーネームを『ホーリー』から『ホリィバ』にします」

「何処の無敵囚人アンチェインだ。あと20回追加だ」というか漫画ネタは小説に書いてはいけない。


 隠すべき相手に言うところが唯の唯たる所以である。

本当にこれで跡継ぎが務まるのか。真よ。さっさと後継者を別に育成しておけ。


 お尻の激痛に耐えながら、自室に戻った唯は今回の事件のお詫びとハルカナルから借りたEeeを取り出す。

「うううう。『何故か御父様バレしましたので、ユーザーネームを変更します。Mio様』……これで由」

「ユーザーネームを変えたなっ?! 」【えっ? 】


「お、御父様。何故解ったのですかっ?! 」「俺、Mioたんのファン」

顔をぽっと赤らめる。新堀真36歳。


 「……」

唯は父をしばらく見つめ。呟いた。


「お母様という相手がいながら、何をおっしゃるのですか」

「だって、Mioたん可愛いし」


 ポポポと頬を染める父。真。

Mioはなろう作者としてはマイナーだが、ブロガーとしては別件で晒されてから一部で人気がある。

実用性が高い情報ブログと、本人は自覚していないが自撮り写真の性別を越えた可愛らしさ。

自称、男と言うのも人気の秘訣だ。唯は素で女だと思っているが。



 次の日。

「唯お嬢様を見かけませんでしたか。旦那様」「む? 朝食に姿を見せないとは」


 唯の私室には置手紙があった。

『しばらくお友達のお家にお世話になります。探さないで下さい』

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ