【かくれる】7 評価Pとレヴューと感想
「『友人とのじゃれ合いによる事故により、小説削除を押してしまいました。
拙作を応援してくださっている皆様。お気に入り登録して下さっている方々、感想やレビューを書いてくださった方、誠に申し訳ありません』」
活動報告に記入する唯。
ちなみに、X側には返信機能はない。作者の一方的な報告のみになる。
ので、大抵はWeb拍手を設置して一度に返信する手法が主流だ。
エロと言うジャンルは極めて『実用的』なので、あまり感想を貰うことは無い。
男性の方なら特に理解出来るであろうが、
『 も り あ が っ て ま い り ま し た っ 』
……なときに感想をかくヤツはいない。かくにしても『別のモノ』をかく。
良ければ何度でも閲覧され、悪かったり無名なら見られない。
ちなみにその作品数は2012/09/23現在、女性向けのムーンライトで6011作品のみ。
男性向けは意外なことにもっと少ない。たった4,937作品しかない中で覇を競い合う。
なろうで言えばだいたいホラーとエッセイの間くらいでしかない。
需要は圧倒的。供給は少なめ。故に閲覧数はハンパ無い。
ちなみに、ムーンでは露骨な直接表現は避けたほうが良い。らしい。
「また、0Pからなんですね」
寂しい気もするが、致し方ない。唯は苦笑した。
思えばこの作品と一緒に笑って喜んで、子供のように一喜一憂。
不思議な縁に導かれて日刊一位になったが。
「ねね。潤子さん。潤子さん」「なぁに? 」
「潤子さんも書いてみませんか? 」「嫌だ」
順子は露骨に眉をしかめた。
「下ネタの歴史コメディ。あれはついかっとなってやってしまったんです」
今では反省している。どこの犯罪者だ。
「……あら。メッセージが」
「Mioさん? 」「あ、その子知ってる。あたしの小説によく感想くれる」
「前略。ホーリー様」
そのメッセージはブログでトラックバックを行いたいから、許可して欲しいという内容であった。
「勿論ですっ!! 」
唯は大喜びしたが、それがまたまたトラブルの元になるとは、このとき予想もしていなかったのである。




