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Review(レヴュー)!  作者: 鴉野 兄貴
二次創作なんて誰が書くか!

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63/149

1 これは盗作(ウリジナル)

桃衣の一人称。


盗作。完全コピーペースト。他人の作品の一部改変のみ。

これらは投稿ネット小説の世界では当然即削除対象となる。

しかし、音楽や踊りなどのような感性を最も重視する世界では。

『海外のグループによく似た踊りや振り付け』と『偶然一致』することは『稀によくある』らしい。

 嘘でも大声で100言って真実にしてしまえ。

そういう言葉はあるけれど。



 「あたしたちの仕事って何なのかしら」

私はため息をついた。隣にはヨシキとミユキちゃん。

「アイドル? 」「その護衛? 」はぁ。そういえばこの二人って『昔から』鈍かったっけ。


 「希望を売る仕事? 」これはマネージャー兼副社長のお兄さん。実務はすべてこの人。

うちの事務所は弱小で、実質私しか所属タレントがいない。

弱小の癖に私をトップアイドルにしちゃったこの夫婦って何者だろうって思う。


 「ですね。皆に笑顔を浮かべるお手伝いが少しでもできたら」

夢見るように微笑む長身の美しい女性。年齢不詳。社長だけど何をしているのか不明。


 「大地さん。お茶」

ヨシキがバッタリと地面に臥している。踏んであげたい。


 「沙玖夜サン。おっぱい」

こっちは論外。私はミユキちゃんのお尻を思いっきり踏んであげた。

はぁ。


(※ 前作最後に登場したキャラクター使用許可は今作では取っていません。

よってこの二人のゲスト出演となりました。 作者)


 「まさか。俺の秘奥義『踵落ネリチャギ浣腸カンチョウ』を桃衣にパクられるとは」

ミユキちゃんが煩い。本当に煩い。イラッ☆


 「謝罪と賠償を要求するニ……」「変なこと言うな」

ヨシキの綺麗なボレーシュートがミユキちゃんの後頭部に入った。アレは痛いと思う。

「T島は我」懲りずになにか言いかけるミユキちゃんだけど、とりあえず隣にあったパンケーキをぶつけておく。

(都合よくあったけど、何処においてたのだろう? )



 「死にたいか。アイドルは宗教と野球と政治や国家や領土、思想の話は禁句! 学歴とかもなし! 」

腕を組んで雄雄しく決めるヨシキ。パンツ見えてるから。

うんうんと頷く大地さんと沙玖夜さん。この二人については『私ですら知らない』人だったりする。


 「私たちの歌って『キョウコ』さんの歌だよね」「本人には許可取ったけどな」

「踊りは『ミトラ』さんたちが編み出したものだよね」「ああ。そうだ」

この二人に関しては、結構『マシ』な手を使う。本当にどうやって私をここまで育てたんだろう。


 「まさか沙玖夜さんは色仕掛け担当なのでしょうか」

以前、彼女にそう伺った事がある。

「ほう」「……」


 沙玖夜さんの笑顔が迫り。

詳しくは話せないが。それはそれは酷い目にあった。


 「あたしはそんなに歌は上手くないし、ヨシキとミユキちゃんはホントは男の子」「だな」

「桃衣。なんで俺がチャンなんだよ。俺をオカマ呼ばわりするヤツは殺すぞ」

この二人。もうちょっと大人になってほしいなぁ。特にミユキちゃん。


 大地さんがニコニコと笑いながら「え? ミユキたんがどうしたっけ? 」とミユキちゃんをからかう。

ミユキちゃんの姿が影のように掻き消えると、大地さんの後ろから強襲。

「イッテェ?! 」「ふははは。残念だったな。俺様にカンチョウを決めるのは10年早い」

右足を軽くあげてスリッパの底で綺麗にミユキちゃんの一撃を避けた大地さん。本当に何者なんだろ?


 こんな馬鹿ばかりやっている三人組がアイドルだなんて。

「なんか、あたし罪悪感が沸いてきちゃった」「はい? 」「はい? 」


 はい。私たちは恋なんてしません。   本当はヨシキが好きだけど。

ご飯も食べないしトイレにも行きません。 食べ盛りだし、トイレ行くけど。

常に笑顔を振りまきます。希望を与えます。嘘っぱちだなあ。


 「いこっか」ヨシキは私の手を取った。

隣でミユキちゃんが不満そうに頬を膨らませているのを大地さんが慰めている。

本当はミユキちゃん。沙玖夜さんの胸を狙ったのだが。

よく見ると笑顔の大地さんに拳で頭をグリグリされている。痛そうだ。


 「うん」

彼の手を取る。私にとっての真実なんて、この手の暖かさで充分だ。


 私たちは偶像アイドル。希望を売るお人形さん。

外国の人様の歌や踊りを自分の歌や踊りと偽り、生活を偽り、夢を売る。

胸が削れるようなお仕事です。でも楽しいかもしれない。


 「本番スタート! 」

「……!!!!!!!!!!!! 」

歓声と祝福を受けて輝いて見せます。それが私のお仕事だから。

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