Trackback(トラックバック)! 機械油まみれのシンデレラ プロローグ
「何でだよッ 何でだよ 霧島ッ 」
澪は泣いていた。彼がここまで取り乱すことは珍しい。
霧島は答えない。答えようがない。彼は澪のPCに手を伸ばして『ブロックユーザー設定』を実行した。
「落ち着け。澪」
「悔しくないのかよっ お前は」「そりゃ悔しいさ。殴ってやりたいとも思う」「じゃ」
駄目だろ。そりゃ。霧島は苦笑いした。
「俺のほうが文章力があるんだろ。霧島」
「客観的にいうと、文章の読みやすさ、構成、更新速度、内容の推敲。設定の詰め。オリジナリティ。お前は全てにおいてかなり良い線行っているな」
「じゃ、なんで俺は底辺なんだよ」「底辺っていうな」
「俺は何で底辺のままで、奴は一位で書籍化なんだよッ! 」
「そういうこともある。むしろ一位なのに書籍化に向かないと判断された作家もいる」
商品化と、一位になるのは別問題だ。
「それにさ、俺だって小説家になれるって思っているわけじゃない」
逆お気に入りユーザー100名以上。こまめにオフ会を主催している霧島はこのサイトを友達作りのためと割り切っていた。
「じゃ、なんで俺たちは小説なんか書いているんだよッ 」
今回は『鷲刃 雄参』の登場はありません。
レヴューは霧島君こと『フォッグ』が書きます。
澪こと『Mio』は第二期のメインとなります。
Mioがブログに各作品とトラックバックを行い、
ドラマパートとコメディパートが展開後、
霧島がレヴューを投下。エピローグという流れを基本とします。
吉となるやら凶となるやら。前作を超えれるかは……う~む。
テーマソング 石川優子 『ドリーミー・ドリーマー』(一番)




