第二部。おまけ。
連続投稿。皆様お付合い下さり、ありがとうございました。
「御父様」
唯はニコニコ笑いながら真に迫る。
「いや、私は唯もアイツも愛しているぞ」
真は冷や汗をダクダク流しながら唯の接近を許した。
「いえ、御父様の愛情。私は常に感じております」
なので、Web小説の執筆活動を認めて欲しいのです。唯は言うべきことを言った。
「成績」「ほぼ最高得点ですわ」
「運動」「文武両道を自負しております」
何が悪いのでしょうかと詰め寄る唯に。真はあっさり言った。
「お前。十七歳だろ」「あっ」
一八禁サイトに何を書いているのだ。父の言葉を受けてしゅんとする唯。
「おーい。新堀のおっちゃん! 今回のフライトの請求書持ってきたから受け取ってくれぇ」
スタスタと勝手に親子の会話の席に入ってくる娘。遥。
「有料だったんですか? 」「うん。新型機のフライトも兼ねているしな。安くしておくぜ」
遥はそういって笑った。その請求額に真も苦笑い。
「今回の一件で、理事長が言うには」「なんですか? 御父様」
唯は不思議そうな顔を父にしてみせる。父も唯が通う神楽坂高校の理事の一人だ。
「澪君と霧島君」「和人お兄さまがどうなさいましたか」
「あの二人の通う高校と合併の話が出ていてね」「え? 」
あの二人なら、こっちに来てもらってもかまわないかなと。
事前に、お互いから生徒を交流させるつもりだったらしく、その候補を探していたらしい。
「なら、私があちらの学校にしばらく通っても宜しいですか」「無論だ」
唯の表情が明るくなる。「やった」澪からおしえてもらったガッツポーズを小さく取る唯。
「新堀のおっちゃん。なんかパソコンつけっぱだぞ」
遥が指摘する。唯の瞳がその画面に注視される。
「ま、まったっ?! 唯ッ?! 」「これはなんですか」
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唯は真を無視してレヴューを確認する。
「これは」「ちょっとまてっ 唯っ 見るなっ」
『コレは俺の真実の物語だッ』のレビュー
THE 厨弐病万歳ッ これこそ神実 (しんじつ)!?
投稿者: 鷲刃 雄参 [2012年 ○月 ○日 (某) 14時 17分 49秒]
突如迷い込んだ森で、友人の遥に命を救われた主人公は驚愕の事実を知る。
自分たちは異世界に迷い込んだと言う事実を。
少女達は奴隷として鎖につながれ、魔物に売り買いされている。
彼ら二人は、伝説の魔物『男』として追われる立場にあるという。
剣を拳を振るって少女達を助ける血湧き肉踊る冒険の旅が始まった。
目指すは男性の復活と、少女達の解放。
「遥ッ! 行くぞッ! 」「おうッ! 真ッ! 」
二人の剣は魔物を引き裂き、富を築き、新たなる王国を築く。
目指せハーレム。それいけ野郎共。新たな敵やライバル国家、その女王たちも絡んでくんずほぐれつの大バトル。
作者の実体験に基づいて描かれたという物語。
奴隷娘たちがいい味出しています。お勧めですよ。
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『……』
沈黙が三人の間に流れた。
「累計ランカーさんだったんですね。御父様」「おっちゃん。ナニ書いているの」
呆れる二人の娘に「い、いや、コレは別に俺の妄想のものではなくて、遥と実際に経験したことをだな」
厨弐病ってレベルじゃねぇぞ。真。
「和人さんに連絡を。社長はちょっと心身共にお疲れのようです」
使用人を呼んでそう伝える唯と遥に真は慌ててみせる。
「お、俺は疲れていないぞっ?! 」
「いえいえ。御父様。会社と神楽坂高校の理事の件は私とお母様と和人お兄様にお任せください」
「うん。無理はよくないよ。おっちゃん」唯と遥はぐいぐいと迎えに来た救急車に真を乗せる。
「俺は正常だあああああああああああああああああああっ!!!!!!!!!!! 」
真の悲鳴を残し、救急車は何処かへと走って行った。
(おまけ。オシマイ)
そうして。
神楽坂女子高校と澪や霧島の通う学校は。翌年合併を果たした。




