第三話 森蘭丸の記憶 其のニ『大人たちの沈黙』
えーっと、第三話 森蘭丸にスポットを当てたお話です。森蘭丸という人は、なんだかんだで美少年キャラですよねっ。私もねー独自の観点から見たキャラ作りを!っとか思いつつもやっぱ、可愛いほど正義っ!とゆー煩悩がデスね私の脳内に侵食してくるワケ。そんなワタクシの脳内天使vs脳内悪魔という対決わ、武士としての蘭丸を描くことに振り切っておるワケ。いつまで耐えられるのかワタクシの脳内悪魔。第三話では、バクハツしませんっ
たぶん(°▽°)
――ある日から、大人たちの声が、少しだけ低くなった。
私は、その違いをうまく言葉にできなかった。
ただ、家の中の空気が変わったことだけは、子どもなりにわかった。
母の歩く音が、さらに静かになった。
勝兄は、朝から庭に立ち、槍を握る時間が増えた。
父は、しばらく姿を見なかった。
「勝兄、父上は?」
縁側で、私は問いかけた。
坊丸は私の隣で、木切れを並べて遊んでいた。
力丸は、その木切れを口に入れようとして、坊丸に叩かれて泣いていた。
勝兄は、こちらを見なかった。
庭の松の方を見たまま、槍の柄を強く握りしめていた。
「……遠くへ行っている」
それだけ言った。
声は、いつもより低く、固かった。
私は、それ以上聞かなかった。
聞いてはいけない、とどこかで知っていた。
⸻
母もまた、いつも通りの声で私たちを呼んだ。
「蘭丸、坊丸、力丸。朝餉ですよ」
だが、目が違っていた。
笑っているのに、どこか遠くを見ている目。
私は、その目が怖かった。
「母上、父上はいつ戻るの?」
問いかけると、母は一瞬だけ口を閉じた。
ほんの一瞬。
だが、幼い私には、それが長く感じられた。
「……すぐ、戻りますよ」
そう言って、母は箸を差し出した。
その指先は、わずかに震えていた。
⸻
坊丸は、何も気づいていないように見えた。
いや、気づいていたのかもしれない。
だが、気づいたふりをする術を、まだ知らなかっただけだ。
「父上、いつ帰ってくるんやろなぁ。帰ってきたら、また槍教えてもらお」
無邪気に言う坊丸に、勝兄は背を向けたまま、何も答えなかった。
力丸は、父の名を覚えたばかりだった。
「ちちうえ」と言うたび、母は微笑み、勝兄は目を伏せた。
⸻
家臣たちの様子も変わった。
声が小さくなり、歩き方が慎重になり、目を合わせなくなった。
だが、誰も何も言わなかった。
私は、ただ思った。
何かが終わったのだ、と。
だが、それが何かは、まだ知らなかった。
つづく
えーっと、実話デスね。
二週間ほど寝込んでおりました。
いわゆるインフルエンザBとゆーやつ。
軟弱者!と罵ってください
あーしかし、読者のいない侘しさよ
連載開始ーっと、一大決意でスタートして
このアリサマー
誰にも気付かれていない
これキツい
くやしいデス




