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変化




 朝食を食べ終えて少しして、瑠衣るい禾音かのんは森の探検に行く為の準備にとりかかった。

 昼食は禾音が用意するとの事で、瑠衣は禾音とおやつの梅とブルーベリーそれぞれのゼリー作りを一緒にしては、必要な物をリュックサックに詰め込んで行った。

 合羽、魔法水筒、着替え、薬・衛生用品セット、ビニール袋、筆記用具、軍手、ライト、タオル、非常用食品、簡易トイレ、アルミポンチョ、摩訶不思議生物撃退閃光手榴弾。




「………禾音って全然戦えないのかな?」


 禾音は槍や剣など様々な接近型の武器を召喚して闘う騎士なのだが、記憶喪失になって以降、この接近型の武器を召喚できず戦えない、という説明をなぎから受けたのだが。


 おとなしかった摩訶不思議生物が近頃、動きを活発化させていて、町にも出没してきているとの話をよく聞くようになった。

 ただ出没しているのならば騒がず静かに見守っていればいいのだが、こちらが攻撃してきていないにもかかわらず、一方的に攻撃してくる摩訶不思議生物が多くなってきているのだ。

 まだ山も湖も平原も全面的に立ち入り禁止になっているわけでもないが、ぽつぽつと部分的に立ち入り禁止の区域ができてきているらしい。


(私たちが小さい頃は好きにしなさいよってほとんど放置されていたけど、今は、大人が目の届かない場所には行かないようにって注意を受けているらしいし)


 たかが、数年。されど、数年。

 変わってしまうのも、仕方がないのだろうか。


(私たちも、)


 変わってしまったが、これからもまだ、変わっていってしまうのだろうか。











(2024.7.27)




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