4.1日35時間ある世界
小学生E「あ~、一日あと五時間あったらな~」
神「その願いかなえてやろか~~♪ 面倒だから時計とかもあわしといたろ~~っということで・・・ちょちょいのちょいっと・・・ほなよろしく~~」
あらたな願いがかなえられた世界。
不思議と時計が30時を回っても0時にリセットされない世界・・・
35時間ある世界に作り替えられた。
神の気まぐれなプレゼントで・・・
政府の動きは速かった。
100年前の記録をネットサーフィンで調べ、どのような対策が必要かをぐぐりんぐ。
すぐさま緊急会見を開き発表した。
おそらくまだ平均寿命は変わるだろう。100年前がそうだったように。
時間が長くなれば様々な生活サイクルが出来上がる。
街は長すぎる夜を謳歌するように常に明かりがともり活気づいていた。
某一部上場企業の週末飲み会が空け、閑散としている夜開けの有楽町に3人のスーツ姿の男たち・・・
夜通し飲み明しで80名ほどの飲み会ですでに10名ほどが救急搬送されている。
ほかの参加者もこの3人以外はすでに帰宅している。
部長G「いやー、週末飲みは最高だねー、部下H君!!!!」
部下H「はいっ!!!もう最高でありますっ!!!」
部下I「先輩・・・もう私は限界であります・・・寝かせて・・・寝かせてくだされ・・・」
真っ白な血の気のない顔で座り込む部下I・・・
部長G「まったくっ!最近の若いもんは根性がないっ!わしが若いころは朝まで飲んでそのまま出勤したもんだっ!!!」
部下H「さすがっすっ!!!みならうっすっ!!!」
部長G「まあ出勤中に電車で寝ちゃって失禁っ!なんてなぁーー!!!」
部下H「出勤と失禁かけてるっすねっ!!!ウケルッすっ!!!ハハッハハハッ!!!」
下品な上司の笑い声と部下の空笑いが夜の闇に響く・・・
部下I「もう・・・勘弁してくださいぃぃ・・・」
そのまま横に倒れこみ息を整えながらも震える手で119番に電話する・・・
部長G「ったくっ!だらしねーなー!もう寝なくてもいい世界になればなーー!!!」
神「その願いかなえてやろか~~♪」
なんか続けていくようです。
定期的に更新できればいいのですが。