表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/8

3.忙しい日々を生きる

100年後の世界では平均寿命は65年ほど。当然である。1日の時間は伸びても人として生きれる体の耐久度は変わらない。


今までと同じように経年劣化、衰えていくのである。


今の世の中、小中高の義務教育が終わり14歳で成人となり就職する。

大学に通えば16歳で就職。


それが当たり前の世の中。


小中高の授業も8時間が基本になり、その半面、年数も短縮される。

5歳から小学校に5年間通い、中高と2年半づつ通う。

中3の秋休みを終えればもう高校生。

短い高1を過ごし翌春には2年生となるのだ。


一日の時間が長い分、1年で人はどんどん成長し、大人になっていく。


時間に応じて増えるコンテンツ。

テレビ番組も30時間テレビや35時間テレビなんてもの繰り広げられつつ1日の時間が伸びたおかげで番組数も増えた。


長くなった時間を趣味に充てるにはお金がかかる。

一日4食を基本とするため食費や雑費も増えた。

30時間営業の4交代に人件費もかさばっていく。


奇跡的に紆余曲折で上がり下がりした物価も今は100年前と同じ水準であるにもかかわらず消費が増えた分を補わなくてはならない。


1日10時間勤務があたりまえとなった。

それにより給与は3割弱の増収となるがもちろんそんなものは食費雑費遊興費に消えていく。


子供たちも8時間の授業が終われば、3時間ほどの塾通いが普通となった。


そして1日30時間ある世界でも子供たちの不満はたまっていく・・・


小学生E「今日も塾かー。なんか毎日時間たりないよなー」

小学生F「そだねー」

小学生E「成績あがったからせっかくぽ〇もんフードファイターXXIV買ってもらったんだけどやる時間全然ないんだよー」

小学生F「ぼくもー」

小学生E「そういえば昔は授業って6時間だったらしいよー」

小学生F「まじでー?」

小学生E「でもその分一日が24時間しかなかったんだってー」

小学生F「まじか・・・」

小学生E「結局毎日時間がたりないのはおなじだねー」

小学生F「それなー」


小学生E「あ~、一日あと五時間あったらな~」

神「その願いかなえてやろか~」


・・・ END(LESS) ・・・



・・・ RE・STARTS ・・・


これにて終了。


ありがとうございました!!!


っと思ってたんですがまだ続くようです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ