社畜だった俺が異世界転生だと
今回初めての執筆なので気になる等多々あると思いますのでそのときは「こうしたらいい」などコメントしていただければと思います
投稿頻度は2日に1回をメインとし不定期で行います
うぅ………ここは……どこだ……?
俺は確か残業で疲れて寝ていたはず……
家のベッドで寝たはずが見る限り終わりのなさそうな暗闇だ
「目覚めましたか、裕介さん」
どこからか声が聞こえてきた。
「誰だ?ここはどこだ?」
「私は人の生死を司る女神セラと申します、ここはいわゆるあの世です」
と同じ声が返してきた。
「あの世?俺は死んでないぞ?」と聞くと
「いいえ、あなたはベッドで寝返りをうった際に転げ落ちその下に不運にもダンベルが落ちていました、そこに頭を強打してしまい死んでしまいました」
不運にもほどがあるだろ。寝返りで死ぬなんてとんだ笑い話だ。
俺は心の中で自分を笑った。
「それで、俺はこれからどうなるんです?」
「あなたの死はあまりにも不運すぎ、またあなたのこれまでの人生は大変辛いものだったでしょう」
そうだ。俺は小中高といじめられ、社会人になっては上司からのパワハラ、残業、会社に入社してから10年経ったが会社と家の往復の日々だった。
「それらの点を考慮しあなたには幸せな第2の人生を歩んでいただきます」
「なに?!またあの嫌な世界で同じ人生を過ごすのか?!」
そんなのあんまりだ!と俺が憤っていると
「いいえ、あなたは別の世界で生きてもらいます」
「そうか、それならいくらかまだマシだ」
「異世界に転生する際になにか欲しいものはありませんか?」
「それは異世界で使うスキル……とかですか?」
「はい、その通りです、道具でもチートなスキルでも何でもお好きなものを言っていただければ」
「じゃあ…………」と人生で一番と言っていいほど悩んだ結果
「万能ツールをください」
「万能ツール……ですか?それはどういったものなのですか?」
「そうですね……簡単に言うとなんの道具にもなれるツールですね。例えばナイフになれたり斧になれたり。あ、あと銃などの武器にもなれたらいいですね」
「承知しました、では楽しい第2の人生を」
視界が光でおおわれた
「ま、眩しい」
う、うう
ここは、、、?
目が覚めると俺は森の中にいた
明らかに日本ではないことがはっきりとわかった
ああ……俺は本当に死んだんだな、それも寝返りで
前を見るとダンボールがあった
明らかにアマ◯ンじゃねぇか(笑)
箱を恐る恐る開けてみると中には手紙と謎の棒があった
手紙には
「裕介さん、あなたに良き第2の人生を歩んでいただくために様々なものを用意させていただきました」
本当にあの女神様は素晴らしい
「まず、四角い箱のようなものがあると思います。それは遠くに投げると家になります。またお金はその家の中の金庫に2000金貨入っています。1生遊んで暮らせます」
なんてことだ、俺は働かずして生きていけるというのか
「この世界の言語はすべてわかるようになっております。またあなたは日本語を書いていただければ自動的にこちらの世界の言語になります」
なんと勉強もいらなそうだ
「そしてその棒ですが、あなたの望みの万能ツールでございます。頭の中に道具を想像していただくと、その道具になります。これで以上です。では楽しんでくださいね」
おぉぉぉぉぉぉぉ!!!!
俺はもう働く必要もないし何もしなくても生きていけるぞ!
しかしせっかく万能ツールをもらったのだ、なにかに役立てられないかな
まあひとまず住居だ、俺は四角い箱を取り出した
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