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夢の旅人  作者: トトコ
29/76

27.かぼちゃ頭さんの正体

彼は行ってしまった。


自分を友だと言ってくれた彼はもういない。


自身が創りだした夢を、大きく、そして世界一愉快なものにしたいと言っていたくせに、だ。自分を巻き込み、手伝わせ、夢を大きくするだけしておいて、ある日ふらりと何処ぞへ旅立ってしまった彼。


……はぁ…

あいつ、今頃茶でもしばきながら鯛焼きでも食っているんだろうな…。





―― 一瞬だった。


速すぎて、ラドゥーの目には、夢人が忽然と消えたようにしか見えなかった。


「さ、片付いたわよ」

エルメラはくるりとこちらを振り返った。

「今の…何をしたんです?」

ラドゥーはつい数秒前まで狂った夢人がいたその場に目を懲らした。見つめていれば、彼が元通りに現れるのではないかというように。しかし、いくら見つめても、彼は現れることはなかった。

ラドゥーはようやく認める。消えたのだと。そこには人がいた形跡も、名残さえ、文字通り消えた。

「何って、風化させただけだけど?」

エルメラの答えは簡潔だった。

「風化…」

「長いこと風雨に晒された岩はいずれ削られる。硬い岩だって丸くなる。今のも同じ原理よ」

エルメラの風に流されて、塵も残らなかった。最初からいなかったかのように。いくら魔法という反則手段だとしても、そんなことが可能なのか。

「一瞬で消えましたよ」

風化というものは、長い長い悠久の時をかけて完成する自然現象であって、こんな瞬く間に砂と化すことはない。どう考えても風化じゃないだろう。

まして、人の形をしたモノを…。

「まあ、その風化を早送りした感じ」

可愛らしく小首を傾げても、たった今引き起こした光景は誤魔化せねぇよ。

「……人って、風化しましたっけ?」

「夢人はもうヒトじゃないってば。ちゃんとしたうつわを持った人間じゃないもの。それに、今の風は自然のものじゃなくて、私が創りだしたもの。その力で強制ミキサーにかけたのよ」

ミキサーという物が何なのかラドゥーには分からないが、先程の現象を検討するに、どうやら物体を粉砕させる恐ろしい代物だというのは察した。

「ただの風で、て思うでしょ? でも、風は刃にもなるのよ。カマイタチだってあるじゃない」

エルメラは己の力を風の刃に替えた。魔法の塊は、風の特性を纏う。


風の特性は、緩和、癒し、そして刃。時に涙を癒す優しい手となり、時に全てを切り刻む無慈悲な刃となる。何も傷付けぬナマクラにも、鉄さえ真っ二つにする名刀にも成り得る幻の真剣。それが風だ。


「風は、とても便利な反面、微調整が必要でね。凄く気を使うのよ。特に自分の力だけを使っている間は、一瞬でも気を抜けないからすぐ疲れちゃう。だから長時間は使わないわ」

形がないだけに、制御化に置くのが難しいのだ。気を抜くとすぐに手元から離れる。力が消えるだけならそれでいいが、自分の力量以上に膨れ上がり、惨事を引き起こす場合もある。エルメラはそんなヘマは起こさないが、未熟な者が安易に手を出すと、その刃はその身に突き付けられる。

「いつもはどうしているんですか」

いつの間にか、魔法の話に違和感なく加わっている自分がいる。慣れって恐ろしい。

「普通は、自然に在る周囲の風を借りるわ。威力は劣るけど、それで普段は事足りるしね」

「自然の風?」

「風は空気の気圧の差で起こる。そこからちょっと手を出して借りるのよ。空気がそこにあるなら、全くの無風でも、空気を引き寄せて強制的に気圧の差を生じさせる」

「え、それって大変なことでは? 気候が変わったりしません?」

「私だって世界からしたら取るに足らない存在だもん。ヒトの手で起こす力ぐらい、世界から見れば大した影響はないのよ」

そうは言っても、人の規模で考えたらトンデモな力である。

「…じゃあ、今の風は自然の風を混ぜたもので?」

「ううん。さっきのはほぼ自前。ヒト一人消滅させるにはそれだけの力が必要だものね」

「………」

「実体のない夢人は、現実世界の人よりずっと脆いけど、それでも簡単には壊れない。だから、力ずくでやるなら、絶対的な力で磨り潰さなきゃ」

「…そうですか」

こうして普通に会話している自分を奇妙に感じた。たった今、一人の人生を終わらせたばかりなのに、自然に振る舞っている自分を何処か遠いところで見ている気分だった。

ラドゥーは、もう一度消えた夢人の立っていた位置を見た。エルメラは簡単に言っているが、そんな訳がない。簡単に出来ない事をラドゥーは頼んだのだ。

ラドゥーが、やらせたのだ。


先程の光景が脳裡に焼き付いて離れない。




エルメラが腕を軽く持ち上げ、何事かを呟く。

指をくいっと曲げた。瞬間、エルメラを中心に風が巻き起こった。

その風は真っ直ぐに夢人達の許へ。

見えぬ力は周りの夢人を吹き飛ばした。

中心に一人残る。自身に迫り来る見えぬ刃。男はこちらを見た。

ラドゥーと、目が合った。

ラドゥーの立つ位置は、こちらからは見えても、向こうからは見えない場所の筈。にもかかわらず、確かに、目があった。恐怖に染まりながらも、安堵の宿った眼差しで、ラドゥーを射抜いた。

狂った夢人には似つかわしくない、正気の、優しげでさえあったその表情かおに、ラドゥーは息を呑んだ。


彼に風が纏わりついた。周りの人々が何事か叫んでいたが、男はそのまま抵抗するそぶりすら見せず、風の向こうに消えた。


血や肉が飛び散ることはなく、ふわりと風に攫われていったように消えた。流されるように掻き消えただけだったから、現実みが全くなかった。

ここは夢なのだから当たり前かもしれないが。




「…ありがとうございます」

暫く口を閉ざしていたラドゥーが口にした言葉に、エルメラは意外そうに顔を上げた。

「お礼、言うんだ?」

「ええ、間違った事はしていませんから」

正しい事、とはとても言えなかったけれど。

自分の判断は間違いじゃない。間違いであってはいけない。人一人消す決断に後悔などしてはいけない。政治において、やっぱりだめでしたごめんなさい、では済まないように。

だから、一人の人が間違いで消えたなんて事にはしない為に、ラドゥーはこの結果を受け入れる。

一人の存在を消した責任は、自分の判断。これを背負うのはラドゥーだ。ただ頼みを聞いてくれたエルメラにお礼は当然だろう。

「…無理しないで。驚いたでしょ?」

ラドゥーの表情を注意深く見つめたエルメラは労わる様な笑顔を見せた。

「ええ、まあ」

ラドゥーは応えはしたが、内心首を傾げた。


自分は、驚いた、のだろうか?


確かに見た瞬間は衝撃を受けたが、一方で、心の隅で結果を知っていた。

だから、驚きはしても、慄きはしなかった。


どうしてだろう? と自問する。この展開を何処かで覚悟していたのか?



初 め て 見 た 気 が し な い か ら ?



ラドゥーは咄嗟に口を抑えた。自分で考えた考えが信じられなかった。そんなはずあるものか。こんな気違いな光景、そうそう目にする筈がない。

では、何故、懐かしいものを見た感覚を覚えた。心の奥底で根付くこの感触は何なのか。

…今は考えなくていい。

ラドゥーはそれ以上、記憶を掘り下げることを中断した。意識したことではなかった。本能が命じた、自身の心を守るための一種の防衛だった。

代わりに思うのは、消えた者の末路。


「…死んだ人は何処に行くんでしょうか?」


恐らく生きている者全てが、一度は考えること。


「さあ、知らないわ。行ったことないから」


肩を竦めてエルメラは応じた。

ラドゥーは灰色のぼやけた空を見上げる。

この世の誰も知らないあの世。当然だ。行く日を待っている世界がこの世なのだから。

ふと、隣の少女に視線を送る。


彼女は、このまま知ることはないのだろうか。探し物の為にずっと彷徨い続けているという緑玉の少女。

死は安息だと言う者がいる。疲れ切った魂が安らげる世界だと。

夢の世界の、死ぬ現実から弾き出された死ねない夢の住人達に、その世界は用意されているのだろうか?



遠くで、夢人達が嘆く声が聞こえる。彼らは蹲って、狂った夢人の立っていた場所を擦ったり叩いたり、周囲を見回したりしていた。いない誰かを探して。

ボロボロになっても彼の側から逃げようとしなかった。あの夢人が本当に大事だったのだろう。その声の中に、彼の最期まで行きついた姿を見ずに済んだことの安堵も混ざっているのを感じる。


そして、それほどに慕われた優しいヒトの行き先に、ラドゥーは漠然とした不安を持った。




「人知れずたった一人で消滅するのが大多数のこの世界で、これだけの人に見送られるのは凄く稀。とても幸せなことよ」

それまで、やり取りを傍観していた“姫”がラドゥーの傍らに歩み寄った。

「最期の奈落まで堕ちることなく幕を引くなんて滅多に出来ないことだわ。良いことしたわね」

甘ったるい笑みを浮かべてラドゥーを称讃する。今はその声が不快だった。触れそうになる腕から離れる。

「良いことなんてしてません。ただ、これ以上被害が拡大しないためには、そうした方がいいと判断しただけです」

ラドゥーは声は荒げすに返した。不機嫌なその声を聞き、“姫”は笑みを深くさせた。

「いいわ、その判断力、そして決断力。ますますあたしの取り巻きにほしい」

「人様のお宅に勝手に侵入する方の僕なんて、ごめんですね」

“姫”はさも心外そうに首を振った。

「あたしはこの光景を繰り返さないようにしてあげられるのよ? 無能な主なんていない方が良いと思わない?」

目の前に本人がいるのにそんな事をよくも言う。

ラドゥーが反論しようと口を開くよりも先に、少女の軽やかな笑い声があがった。

「…何が可笑しいの?」

目を細めた“姫”に、エルメラはなおも笑う。

「ふっ…ふふ…ああ、ごめんなさいね。あまりにも滑稽だったから」

「…滑稽、ですって?」

不穏な空気を醸し出す“姫”に怯んだ様子もなく、ええ、と頷いた。


「だって、そうでしょう? 小物な偽物が、こうまで堂々とふんぞり返るのを見のは滑稽でなくて何だというの?」


“姫”は目を見開いた。

「な…何ですって…小物なにっ…偽物ですってっ!? 何を根拠ににそんなこと……っっ!」

激昂した“姫”に、エルメラは平然と言い放つ。

「だって、貴女如きの弱小な力じゃ分からない方が可笑しいわ」

偽物呼ばわりされた“姫”は髪を逆立てた。

「…今までさんざんあたしをコケにしたあげく、このあたしを侮辱するなんてもう許さないっ!」

終にキレた“姫”が声を張り上げて空中に手を掲げた。

「来なさいッミーシャ!」

何もないとこから黒い渦が生じた。“姫”が何事か呟き始めると(これが詠唱って言うのだろうか)、その渦はどんどん大きさを増していった。



一方、ラドゥーとジャックは余裕綽々なエルメラとは違い、互いに焦っていた。

ラドゥーは外見も無くあたふたする性格ではないし、ジャックはかぼちゃの被り物のせいで顔そのものが伺えないので、見た目は冷静そのものだったが、ラドゥーは未知数の事態の対応で、ジャックは“姫”の力に対する恐怖で、紛れもなく動揺していた。

「ついに怒らせてしまいましたね…」

「ラドゥー。お前、あの緑の少女を御せるんだろう? 何とかして止めてくれっ」

ジャックはラドゥーの煌びやかな服の袖を引っ張り、詰め寄ってきた。

対して、ラドゥーはジャックにのぞけった。かぼちゃの頭が近かったから。

「…御す? 俺は彼女に命令なんて下してませんよ。何でか彼女は頼みごとを聞いてくれるだけです。それに彼女だけ止めても意味は無いと思うんですが…」

身を引いてラドゥーはかぼちゃの顔の全貌を目に収めながら答えた。

「何でもいい! とにかく二人の力の激突だけは避けられればいいっ!」

切羽詰まったように言い募るかぼちゃ頭さんに、ラドゥーは首を傾げた。


この時、ジャックとラドゥーの間にこの事態に関して温度差があった。

ジャックより事態の把握が飲み込めていないラドゥーは、確かに一戦ありそうな雰囲気だと分かっていても、どうしてそんなに焦るのかいまいち理解出来ていなかった。“姫”の力が凄いものだという事を忘れたわけではないが、やはり聞いただけでは実感しづらい。

「じゃあ、一応頼んでみます」

それでも必死さは伝わったので頷いた。

「おぁ〜すっげぇ! やれやれっ」

「はい、そこ。煽るんじゃない」

赤いボタンの目をキラキラさせて、拳(前足)を振り上げるつぎはぎを摘みあげて黙らせる。

「あの…ここはひとつ平和的に冷静に話し合いを…」

多分無駄だろうという意識があったから、やる気のない懇願になってしまった。

「お黙りっ坊や! 生意気な小娘をミーシャにぐちゃぐちゃに引き裂かせてやらなきゃ気が済まないわっ。 …って、あぁもう! 喋らせるんじゃないわよ。もう一度やり直さなきゃならないじゃないっ!」

詠唱を中断た彼女は、思わずといったふうに“姫”――いや、エルメラが偽物だとか言っていたが―-は、何故か逆切れした。さっきまでの余裕たっぷりの優雅な様子は微塵もない。化けの皮が剥がれた感じだ。

「…ですよねぇ」

エルメラを止めても、“姫”がやる気満々だから、止めるのはまず無理だ。そもそもその気にさせたのはエルメラだけれども。

「どうして煽っちゃったんですか?」

溜息をつくラドゥーにエルメラはペロッと舌を出した。

「つい」

「つい、で暴れ出されてたまるかっ!」

可愛く肩まで上げたエルメラに、今度はジャックがキレた。それにもエルメラは動じた様子もない。

「まあ、気持ちは分かるわ。強い“夢の旅人”同士がぶつかりあったら、下手したらこの夢だってただじゃ済まないもんね。でも、大丈夫よ。言ったでしょ? あれ、偽物だから」

かぼちゃ頭はエルメラの軽い言い方に怒りを煽られたようだ。

「それだって力を持つ者には変わりないだろう!」

ジャックが声を荒げる。やっぱり闇の気配の影響だろうか? 自分の家を勝手に荒らされて怒らない人はいないだろうけれど。

「いいえ、あれぐらいなら、貴方でも充分対処できるわよ」

「そんなはずはない。彼女が最初に現れた時、確かに強い力をっ…」

「でしょうね。貴方が狭い縄張り内で、無為に夢が崩れていくのを指を銜えて見ているしかなかったくらいだから」

「だったら…!」


「でもね、それ、彼女の力じゃないと言ったらどうする?」


「な…何…だって…?」

ジャックは言葉に詰まった。思ってもみなかった言葉だ。

「ただ誰かさんの威を借りただけで、実際の彼女は大したことなかったとしたら?」

「そんな事があり得るんですか? というか、その強い力は何処から調達してきたんです?」

自身に無くとも強い力を使えるという事は…

「ええ、いるんでしょう。彼女の後ろに、大物が」

はっきりとエルメラは断言した。

「…誰ですか?」

ラドゥーは警戒心を露わに尋ねた。

「最初は唯の推測だったんだけど、そう考えた方が自然だし。境界を抜けた時に、力の残滓を感じたのよ。でも彼女のものじゃなかった。注意深く消しているのかも、とも思ったけど、そうでもなさそうだった。だったら、どうして小物がかぼちゃ頭さんを隅に追いやれたのか? 別の、もっと強いのがいれば話は簡単よね」

「かぼちゃ頭さんはご自身であまり力が無いとおっしゃってましたよ。あの人もどうやら魔法を使うみたいですし、彼女だけでもどうにかならないんでしょうか?」

渦を指して言うラドゥーに彼女は首を振った。

「このヒトに力がない訳じゃないのよ。戦闘能力が無いだけで、その身に潜む潜在能力は結構なものよ。あの女程度、どうということはないわ。けれど、かぼちゃ頭さんの力を大いに上回る力を持つ者がいれば話は別」

さっきから今も詠唱を唱え続けている女性に向かってあの程度だの、小物だの、言いたい放題だ。

「その大物は本物の“姫”なんでしょうか?」

「それはあり得ないわ」

絞り出すようにジャックは声を出した。

「…どうして、言い切れる?」

「だって“姫”はこんなことに興味はないから」

まるで本人を知っているような口ぶりだ。何か根拠でもあるのだろうか?

「だが、……あの“姫”が偽物だとしても、結局大物がいる事には変わりないだろう…」

あ。ラドゥーも気付いた。

かぼちゃ頭さんの地を這いずるような声に、エルメラは誤魔化すような笑みを浮かべた。

「まあ、結果的には」


つまりは、それと目の前の少女が衝突するかもしれないというわけで。


ジャックは今度こそ意識が遠のきかけた。

「どっちみち、奴らをここから追い出したいなら避けられない事態ね。さっさと片付ける手立てを立ててあげたんだから、むしろ感謝してほしいくらいだわ。その大物は私が引き受けてあげるから」

嬉しそうに闘志を(みなぎ)らせるエルメラにジャックは弱々しく抗議した。

「……強大な力が二つぶつかればどうなるか知らぬ訳が無いだろう」

「でも、夢を渡したくないなら、いずれぶつからなければね。貴方では太刀打ちできないんだから仕方ない。大丈夫、ちょっと夢に風穴開いてもすぐに修復できるでしょう? 貴方なら」

ジャックにはそれが最終宣告のように聞こえた。

開ける気なのか…風穴。

大きい頭を抱えるかぼちゃ頭を見つめつつ、ラドゥーは疑問を提示した。

「…かぼちゃ頭さんと知り合いだったんですか?」

ジャックのことをよく知っているようなのがなのが不思議だった。

「いいえ、彼とは初対面よ。でも、まあ…知っていたかと言えば、知っていたかしら」

頭を抱えて黙ってしまったのジャックにエルメラは目を向けた。



「―ねぇ? 妖精の中でも異質な、(ともしび)を特性とする“ジャック・オ・ランタン”?」


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