表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
スペルランカー  作者: 六青ゆーせー
252/688

魔法構造

「よし!

ハンザキ四号、再生!」


再生を始めたハンザキ三号とは別に、ハンザキの肉片があるのに気がつき、チェコは、駄目もとで再生をかけてみた。


と、肉片が、微かに増殖を始めた。


十秒前は、ハンザキ三号の再生しか、していなかったので、今、チェコには十一のアースがあった。


「ハンザキ二号、召喚!」


まだ、五アース残っている。


「チェコ、ブーフが飛行召喚獣を出してきたら、地上戦では相手に出来ないのである」


飛行する召喚獣は、ハンザキたちの頭を越えて、自らが戦う相手を決める事が可能だ。

チェコには、今もチェコの上空に浮かんでいる、一/一の怨霊がいるのみ、だ。


「ねぇ、エクメル。

なんでブーフは、アースを浮かべないでスペルが使えるの?」


「正確なところは、判らない、のである。

おそらく、魂を売ってしまった時点で、ブーフが魔物と同じものになっている、ならば、魔物のようにスペルを使っているのか、或いは、スペルとは、元々違う魔法構造を持っている、と、考えられるのである」


「魔法構造?」


「火を吹く魔物は、スペル火炎放射を使っているのではない。

自らの能力で、火を吹いているのである。

これは、召喚獣の、

能力行使と等しい、と、考えられるのである」


「あ、ハンザキが再生するみたいに!」


チェコは考えた。


「じゃあ、ブーフの奴は、もしかしたらスペルボックスを持っていないかもしれない?」


「、、そう決めつけるのは危険よ、、チェコ、、。

、、もしかすると、、己のライフを使って、、スペルを使う、、可能性もある、、」


ちさが、言い添える。


「ライフを!

と、すると、奴はスペルを使い過ぎると…」


チェコは、考え込んだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ