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スペルランカー  作者: 六青ゆーせー
122/688

箱の底

裸になり、チェコは滝を浴びた。


あれ…。


チェコは驚いていた。

疲れや眠気が、ポロン、と落ちていくようだ。


水を出て、エクメルに言われるまま、素肌に鎖帷子をまとう。


「へー、全然、固い感じが無いねぇ」


体にピッタリとフィットして、違和感がまるでない。


「アルギンバの子息に合うように調整されているのだ」


チェコは、鎖帷子の上から服を着た。


「よし、

じゃあ帰ろうか!」


「チェ、コ、、アース、試し、てみ、る」


「あ、そうか」


チェコが意識を集中させると、頭上に2つのアースが浮かんだ。


「うわっ!

2個出た!

凄くない? パトスと合流できたら5アースだよ!

鬼強いじゃん!」


「よくアースを見るのだ!

今までと違うハズだ」


えっ、とチェコが改めてアースを見上げると…。


「あれっ、俺のアース、なんか、ちょっと、黒っぽい?」


「それが本来のアルギンバグリーン。

緑と黒のアースが使えるのだ!」


うおぅー、凄げー!


と、チェコは喜び、


「ヒヨウたちに教えなくっちゃ!」


走りだしそうになるが、エクメルに止められた。

箱がまだある、と、いうのだ。


チェコは首を傾げる。


「えっ…、

だって、ほら、何もないよ…」


チェコが箱の底に触った瞬間、二重底の蓋が開いた。


1週間ほど旅行に行くので、あまり書けなくなると思います。

15日の日曜日から再開予定です。

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