親友を助けたい気持ち!
心残りを不定期更新いたします。
読んでくだされば幸いです!!
私ユリアス ノッガーは、なぜか王子殿下の婚約者になりました。
お金が大好き。
利益になること大好きな私が、何を血迷ったのか王子殿下のパートナーに。
彼と居ると楽しい。
私にとって、殿下は友人のようなもの。
いや、親友のようなもの。
彼が助けを求めれば助けたくなってしまうのが不思議だ。
親友との婚約とは、本当に上手く行くのだろうか?
一度婚約破棄(自分から仕向けたのだが)された私が、殿下との婚約を上手く続けられるのか半信半疑である。
むしろ、また婚約破棄されても仕方がないかも知れないと思っている。
「ユリアス、君も俺のことを好きだと思って良いのだろうか?」
「はい。殿下のことは思っている以上に好きです。むしろ、親友だと思っています」
殿下の口元がヒクヒクしているが大丈夫だろうか?
「え~~っとだな。その………その感情のまま俺と結婚するんで大丈夫なのか?」
「不安ですか?なら、止めます?」
「いや、そう言う事じゃないだろ?結婚するなら愛情とかが必要にだな」
「ああ、愛がなくても子供は出来ます」
「………」
殿下が物凄いため息を吐き出しました。
「道のりが遠すぎる」
何が言いたいのか解りません。
しかし、親友と言える彼を私が幸せにしてあげよう!!
私はそれだけを決めて殿下の婚約者になることにしたのだった。
ゆっくり更新していきます。