御主人様っ、おかえりにゃさいっ
俺はそこそこ金持ちの家に住んでいる。
家にはメイドが何人かいるし、執事も居る。
そうそう、少しだけのろけたいんだがいいか?
俺の専属メイドの高木瑠奈という23歳の女がいる。
なんと、今日そいつとちょっとだけ関係が進んだのだ!
あ、まず俺のこと話さないとか。
俺の名は岩出凪。
金持ちなところ以外取り柄の無い高校三年生。
彼女とは子供の時から一緒。
いい姉貴みたいな存在だった。
でも、中三になった頃から徐々に瑠奈のことを意識し始めた。
そして俺は高一の春に告白して付き合い始めた。
最初の頃から年の差は全く気にしてなかった。
瑠奈って見た目が小さいから子供っぽいから幼女っぽいし。
あ、そうそう。
それで。
今日、瑠奈とちょっとだけイイことしたんだよ……。
今日、いつも通り学校から帰ってきて自分の部屋に行ったら、猫耳と尻尾を付けた瑠奈が待ってたんだ。
「お帰りなさいませ、御主人様! にゃんっ……? 」
にゃんとか言ってて可愛すぎて、死ぬかと思った……。
ごめん、語彙力無さすぎて伝わんないよな……。
とりあえず、可愛かったんだよ!
お前ら、考えてみろよ。
普段ツンツンしてる女の子が突然語尾ににゃんとかつけて話しかけてきたらどうだ?
かわいいだろ?
それと同じだ!
という感じで、最初は驚いたけど可愛くて、もう、可愛すぎて……。
あ、えと、それでな、流石に不思議に思った俺は聞いたんだよ。
なんで語尾ににゃんとか付けてるの?
あと、瑠奈はなんで猫耳メイドさんなの? って。
そしたらこう言われて死ぬかと思ったんだよ。
「るにゃはご主人様のために一生懸命考えて行動してるにゃ。そしたらこの格好するのが一番かにゃって思って着替えたんだけど似合わにゃいかにゃ? 」
いいや、かわいいです!
むしろ惚れ直しました。
今夜は抱いて寝ていいですか?
って言いたくなったけど必死にこらえてかっこつけたことを言った。
「似合ってるけど、お前俺のことを誘ってるのか? これ以上俺がお前に惚れたらどうするんだよ」
心にもないことじゃなかった……。
待って、この続きは明日話す。
瑠奈が風呂から帰ってくる時間だから……。
じゃあ、このブログを読んでくれてるみんな、おやすみな。