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第99話 襲撃 ②

前方から、何かが来る!

強力な、何かが。


「スノー、行ける?」


『任せて!』


出てきたのは………………………………


ドラゴン?

黄金に輝くドラゴンが、通路を破壊しながら突き進んて来る。

結界を抜け出たスノーが、ドラゴンと激突して足止めを。


『五月、行って!』


空中で火花を散らしながらスノーに抑えられている最強の魔物であるドラゴン。


「っ、行けるかっ?」


首を切るなら、これ一択だよね?

日本刀を顕現させ、魔法陣を纏わせて強化を!

駆け寄って、一瞬だけ結界を解除して、居合抜きの要領で抜刀して斬りつける。


手応えが全く無かったので、すぐに結界を二重に張り直して伯爵様の元へ戻りながら振り返ると、首だけになったドラゴンに追いかけ回されることになった。


『待て、小さき魔女よ!』


待てませんよ。私、魔女じゃ無いしっ!


『私の負けだ。少し話しを。』


「信用できません!あっち行って!!行かないと切り刻むわよ?」


『では、これでどうだ?』


後方から迫ってきていた魔物たちと暗殺者の集団が動きを止めたかと思ったら、瞬時に氷漬けになっていった。


「信用はしないけど、話くらいなら聞いてあげても良いわよ?」


『助かる、場所を変えよう。』


「いえ、ここで聞くわ。まだ信用しないからね。貴方は誰の指示で私達を襲ったの?」


『女王だ。』


「じゃぁ、女王様は、私達の『敵』?」

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