表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

94/105

第94話 復活? ➂

「このままでは、遠からずこの国は滅びるでしょう。防ぐためには、女王様に復活してもらいたいのですが?」


軽く頷いた女王様を確認して、


「万全の体調に復活されたら、邪魔な王族達を排除してから女王様のお力で魔物達を抑えられますか?」


王族達に何もせずに魔物達を抑え込むと、また同じ状況になったときに害悪でしかないからね。

それよりも、女王様お一人の力で魔物達を抑え込めるのかしら?


少し躊躇ったようだが頷いてくれたので、『いつもの』小瓶入りの輝く液体を中空から取り出してお付きのメイドさんに手渡して、


「女王様に飲ませてください。若返った上で老衰で寿命を迎えるまで怪我も病も関係なく過ごせます。」


メイドさんは、戸惑いながらも小瓶を受け取り、女王様にゆっくりと飲ませ切った。


「明日の朝までには復活されるでしょう。必ず邪魔な王族達を排除してから、魔物達の対応をしてくださいね?」


女王様が聞き届けてくれた後、眠りについたのを確認してから、使い魔達と王宮をあとにした。


さあ、明日からどう動こうか?

溢れ出している魔物達を女王様が排除したのを確認出来たら、一度日本へ帰ろう。

キャシーも狙われたから、一緒に連れて行かないと。

昨日の暗殺未遂事件の後始末は伯爵様にお任せして、婚約破棄もお願いしてからだけどね!

屋敷内に指示役と実行犯がいる以上は、ここにとどまる意味は無いからね?

リチャード様が何処まで関わっているのかそれ次第なんだけど、私の中では『婚約破棄』は確定なんだよね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ