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第92話 復活? ➀

やって来ました、王宮へ。

『宮殿』と呼ばれているだけあって、外も中も豪華絢爛!

こりゃぁ、侵入のしがいがある。


何しに来たかって?

泥棒さんではないですよ。

そりゃぁ、女王様に会いにですよ。

今回の『事態』を解決しようとしたら、女王様に『復活』してもらうのが一番簡単で手っ取り早いからさ。

勿論、『招待』なんてされてないし、出来ないからコッソリと侵入するんだけどね。


あっ、伯爵様にはナイショだからね?

話したら、全力で止められそうだしね。


私としては、早く日本へ帰りたいし。

無断で帰っても良かったんだろうけど、魔物を貴族領内で抑え込めなくなりそうだったからチョットだけ手を出そうかと。


他の貴族領内がどうなろうと知ったことではないんだけど。

自領内だけでもどうにかしようとしたら、無理だったんだよね。

ゴキブリじゃぁないけど、元から絶たないと駄目みたい。


スノーとネーロに事前に調べてもらっていたから、『移転』で女王様の居室に跳んでみた。

案外上手くいくもんだね。

思ったより、簡単だった。


私の『移転』は行ったことのない場所には飛べないと思ったんだけど、場所をイメージ出来れば行けることに気がついてしまったんだよね。


室内には、お付きのメイドさんが二人。

この二人には証人になってもらわないといけないから、動けない話せないようにして意識だけはっきりと残しておかないとね。

ドアの外には、警備の騎士が要所にいっぱい。

こちらは認識障害掛けさせてもらって、万が一失敗しても脱出する時間を稼げるようにしておく。

移転先の座標を意識するのに、まだ少し時間が掛かるんだ。


さあ、それでは一丁行ってみますか!

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