表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

64/105

第64話 退院

女神様、いつ会えるかな?


今日で退院。

病室の洗面台の鏡に映る私。

幼い頃の面影は有るものの、別人と言ってもいい私が居た。


ベッド脇のテーブルには、退院のお祝いなのか、豪華な朝食。

サイドテーブルには、着替えの制服が。

メイド服やお仕着せではなく、執事服のような?

退院したら、おシゴト、何をするんだろうか?


食後、担当医と病院長が来て最後の診察。


「昨日の血液検査も問題ないので、今日退院です。後程、執事長が迎えにいらっしゃるので着替えてお待ち下さい。」


何で執事長が?

入院の原因がアレだからかな?

これからの私のお仕事に関係するのかな?


着替えて待つこと暫し、執事長が入っていらっしゃった。


「先ずは、退院おめでとう。移動しながら説明するから、行こうか。」


気さくに話しかけて頂く。

あ〜、緊張するな?


お迎えのワゴン車の後席に対面で腰掛ける。


「これからの事だがミーアには暫くの間、秘書としての修行をしてもらう。」


「秘書?ですか?どなたのでしょうか?」


「まあ、修行次第だがな?成績が良ければ、五月様の元へ送ることになるだろう。」


やった!

女神様の元へ!


屋敷に着いて、執事長の執務室へ。


「長くなるから、掛けたまえ。」


ソファーを勧められて、メイド様が淹れてくれた紅茶を一口。


「君を伯爵家で雇い入れた理由から説明しよう。」


不思議だったんだよね?

私なんかが伯爵家で働けるなんてさ。

その理由?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ