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第57話 婚約①

翌日に、リハビリからリチャード様が帰ってくるのを待って、改めて婚約の打診をすることとなった。


あっ、ていうことはリチャード様は、帰ってくるまで何も知らされてないってことかな?

ドッキリじゃぁ、無いからね?

まさか、断られることはないよね?


事前に伯爵様からリチャード様に仮の打診があったとはいえ、元の伯爵様の意向は私と王族のうちの誰かとの結びつきだったからね?


普通に考えれば、リチャード様の完敗だからね。

私の希望を最優先させてくれた伯爵様に感謝だね!


戻りが午後遅くなるとのことで、私は午後一からドレスアップされていた。

ドレスこそ選ばせてくれたが、後はお付きのメイド様たちにお任せでいじられていた。


前回と同じく、お風呂、マッサージから始まってまるでオモチャにされているように。


小柄な私のドレスアップがどれだけ大変か、想像出来るだろうか?

今回は、何時間かかるんだろうか?


伯爵家のお嬢様達の残されたドレスの数々、メイド長に何歳頃のドレスか尋ねると、


「10歳から12歳頃の、それはそれは可愛い盛りの頃のドレスで御座います。」


…………聞かなきゃ、ヨカッタ?

そりゃぁ、私はチンチクリンですから!


「直ぐに、五月様専用のドレスを仕立てる手配をさせていたたきますので………五月様の黒髪は白いドレスが映えると思います。」


少しだけ落ち込んだ私を慰めるメイド長でした。


でも、ウエディングドレスは少しだけ楽しみだから贅沢にならないぐらいに他のドレスもおねだりいてみようかな?

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