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第22話 そして、始まりの日 その8

お手伝いを始めて一週間、生き物のお世話の大変さを思い知る私。


なんてったって、猫様が20匹居るのですから、掃除洗濯換気食事風呂健康診断ブラッシング爪切りに、目の廻る忙しさ。


もし、子育てするとしたら、こんな感じなのかな〜と。


みんな、喧嘩や脱走などしないのが不思議と言えば大不思議!リーダー格に見える白猫様を中心に、統率が取れているとしか思えない。


大樹さんによると、


「あ〜、しろ様は、最初(2000年前)から私と一緒でしたからね〜。ある意味、最強でしたからね〜。みんな、逆らえませんよ?」


他の猫様は、保護猫や飼えなくなった飼い主からの預り猫。


みんな、おとなしく、でも人見知りしたりはしなかった。まるで、私の言葉が解っているかの様な接し方だった。


「でも、みんな、私の前でもオトナシイですよね?何故ですかね?」


「そりゃ〜、みんな(魔力ダダ漏れの)五月様が大好きですからね〜。(強者には従いますよね〜)」


そんなもんかと思いながら過ごす毎日。


でも、日々引越の為に少なくなってゆく猫様達。


そして、遂に、半年後、シロ様を残して、みんないなくなった。

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