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第21話 そして、始まりの日 その7

「もらった!」


即決した五月様。


こんなに、あっさり、決まるとは。


初めて五月様が、来店した日。


偶然だったのか?必然だったのか?


兎に角、我が王女様からの依頼(命令)で、五月様のお力を借りて、異世界からの召喚魔法を成立させなければならないのですから。


すぐに、店全体に結界を張り巡らせ、五月様以外には認識出来ないようにして、はや一ヶ月。


五月様に意識させない事が絶対条件なので、かなり無理をしました。


五月様の無意識下の操作をしようにも、私の魔力では負けてしまいましたから。


毎日通っていただけるように、五月様の周りの環境整備(悪化とも言う)をした甲斐が有りました。


途中、心苦しくなりまして、心の中でこっそりと謝っておきましたが。


このまま無料でお譲りしても良いのですが、不自然に成らないようにしないとね。


「まずはお試しという事で、」


五月様に、アイスコーヒーのおかわりをお出ししながら、


「明日から、猫様の引越しが終わるまで、ここで働いてみませんか?」

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