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第19話 終わった日

年始早々に、元カレから持ち出された物が弁護士を通して帰ってきた。


金貨は、換金されてたので現金で。アンティークの皿は、二束三文で売り払われていて泣けた。

盗品という事で全て買い戻させ戻ってきたものの、一部は欠け・割れてた。


破損品を専門家に鑑定させて、出た評価で弁償させた。その高評価額に相手弁護士の顔は引き攣っていた。


元カレの、知りたくもない情報が入ってくる。ハイスペック彼女からは、当然振られたようだ。勤務先も左遷。


私としては、接触禁止は守ってほしいところだ。

刑事事件にしない代わりに接触時ペナルティが高額なのでもう来ないと思いたい。


元職場の他部署の課長たち、社内SEは再度のシステムダウンを復旧出来ずに懲戒解雇。1課長は結局請求書が発行出来ず諭旨解雇。3課長も同じ。


全部、支社長に泣きつかれた私が退職金割増を条件に1日で復旧した。


一人で、1日で、出来ることを、一部署が一ヶ月掛けて出来ないって、何なのかな。


一応、3月までは在籍だからね。同期たちが露頭に迷うのもね。


アパートは、引き払った。


暫くは、実家暮らしだ。


寂しくて、猫様を飼おうと保護猫の譲渡会へ行ってみると、一人暮らしは不可との事。


仕方ない。今から猫カフェで癒やされてこよう。

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