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第13話 魔法陣 その2

二日後、キャシーから連絡が来たよ。


キャシー遠縁の、貴族家当主自ら選んだ門外不出の禁書2冊。


何故か、私に是非見てほしいとのこと。


なんで?


ヨクワカラナイ。


私のこと、知ってるの?


どうゆうわけか、外公機密文書相当?の扱いで、大学図書館宛に届くらしい。


ますます、ワケガワカラナインデスケド。


翌日、無事届いたとキャシーから連絡。


改めて、閲覧の条件を確認された。


1 撮影、コピー、メモ、読み上げ録音、監視カメラ含めた録画等、記録行為の禁止。


2 閲覧内容の許可のない漏洩禁止。


3 閲覧時間は、封印を解いてから3時間で時間内に再封印すること。


4 キャシーが立ち会う事。


他にも色々あれど、ともあれ念書?にサインした後、図書館の特別室で閲覧を開始した。


白い綿の手袋はめて、いざ、閲覧開始!


一冊目、古代の英語で大魔法について書かれていた。途中、あれ?と思うところあるも、時間が限られているので先を急ぐ。


ニ冊目、古代の魔法陣について書かれていた。


途中、気がついてしまった。


そして、最後のページを見て確信する。


2冊とも、隠されている情報があると。


「キャシー、当主様と直接話せる?確認したい事があるの」


キャシーのスマホの連絡先を私のスマホに同期してもらい、当主様と私とキャシーの三者通話を設定してウェブカメラで開始した。


「はじめまして、時間が惜しいので失礼ながら先に用件をお伝えします。」


画面には、渋いロマンスグレーのオジサマとキャシーが映し出されている。私は英語出来ないわけではないけど、キャシーに通訳してもらう。


「お貸し頂いた資料、二冊とも中に封印された領域があります。開く許可を頂けますでしょうか?」

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