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異世界に来たらピアニストになった俺~しかし面倒事は拳で片付る任侠一家の跡取り息子の見聞録~  作者: みえだ
第2章 神聖王国 ~ピアニストと駆け出し勇者達~
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12話 現状 2人のステータス

2人、恋人になる




 お互いの気持ちを理解した2人の仲は縮まり、今2人はベッドの上に並んで横になっていた。


「以外とふかふかだな。寝やすいからいいけど」


「ふかふかー。眠くなってきた」


 10日間野宿、響介がクリーニングを使える為汚れは落とせるが寝ているのは基本的に隠密スキルかけて木の上とまともに寝ていない2人。2人共もう寝ようかという空気になっていた。


「晩御飯なんだろな?」


 宿に入ったのは昼過ぎだが告白したりキスしたりまったりしたり一緒にゴロゴロしていたら夕方になっていた。ここまで大体の食事が保存食の干し肉を噛る位で後は他に食べれそうな物があれば食べると言う感じだった為久しぶりの食事を楽しみにしていた。


「流石に蛇は遠慮するよー共食いだよー」


 ライミィが言ったのは4日目の事、保存食に飽きた響介がアオダイショウ並みに大きな蛇をどこからか捕まえてきて焼いて食べた。以外と食べて美味しかったのが悔しいと思うライミィ。


「流石に大丈夫だろ。あれはごめん」


「貴重な経験だったからいいよ~」


「それは重畳。そうだステータスでも確認するか」


 響介はベッドから起き上がり自分のステータスボードを開く



鴻上響介(こうがみきょうすけ)

レベル 61

17歳

ジョブ 求道者(きゅうどうしゃ)

スキルツリー

習得能力 習得スキル


言語能力 探索、探知、鑑定、気配察知、

文献能力 危機感知、警戒、隠密

暗視能力 薬草学 各レベル10

計使用ポイント220  


身体能力向上スキル


身体強化1、身体強化2、身体強化3

筋力強化1、筋力強化2、筋力強化3

反射神経強化1、反射神経強化2、反射神経強化3

軽業師

各レベル10使用ポイント 68


魔法スキル 家事スキル

生活魔法 レベル5 洗濯 レベル7

使用ポイント5    清掃 レベル7

           料理 レベル4

使用可能魔法

クリーニング     使用ポイント0


体術

気功術 レベル3

使用ポイント1


功弾 功掌 功盾壁 治癒功 解病功

毒蛇咬(ヴァイパーバイト)


余りスキルポイント 1596

固有アビリティ

揺るぎない信念

青い瞳の悪魔

天性のピアニスト



……毒蛇咬ってなんだ?あれか?マクルスの野郎を仕留めた蹴りのことか?組の若い奴がやってたゲームのなんたらの極みって蹴り技をイメージしたんだけど、なんでそんなけったいな名前が付いてんだ?

 治癒功や解病功はこれは『外気功』をイメージしたら出来た。しめた追い剥ぎ共に使って試したから効力は実証済み。今のところ骨折くらいまでなら治せた。

薬草学は、これは7日目の昼食にライミィに毒草を食べさせられそうになったので身の安全の為習得した。


 ツリーを一通り見てもポイントを食うのは技や魔法術の習得だ。レベルが上がれば自動習得出来る物もあればポイントを使わないと習得出来ない物が多く存在する。それら習得するのに最低100以上のポイントを要求される。

 しかし気功術に関しては例外で自動習得の功弾以外はポイントを要求されるが俺は習得せず我流で編み出すことにした。


「キョウスケ本当に技とか習得しないの?」


「ああ、考えて応用すれば色々出来るぞ。現に気功術で傷も病気も治せたし、次は矢みたいに飛ばしてみたいな」


 治癒功も解病功含む術は気功術の中には存在しない俺のオリジナルだ。と言うのもツリーにある気功術は一時的な身体強化や防御術がほとんどで俺には合わない。


「私も確認しよっと」


 今度はライミィがステータスボードを開き確認することに


「私は、あれ?ジョブ変わってるし固有アビリティ増えてる」


「ん?」



ライミィ

レベル 32

16歳

ジョブ 魔矢(まや)の射手

スキルツリー

習得スキル


探索、探知 レベル5

気配察知、危機感知、警戒、隠密 各レベル10

薬草学 レベル8

使用ポイント 58


身体能力向上スキル


身体強化1、身体強化2各レベル10 身体強化3 レベル5

筋力強化7

反射神経強化1、反射神経強化2各レベル10 反射神経強化3 レベル5

軽業師 レベル5

使用ポイント 62


魔法スキル 家事スキル


火属性魔法 レベル5 洗濯 レベル8

風属性魔法 レベル4 清掃 レベル8

光属性魔法 レベル3 料理 レベル10

状態魔法 レベル3

使用ポイント5

使用可能魔法

ファイアーボール

フレイムスラッシュ

ヒートベール

ウインドカッター

ウインドアロー

エアスラスト

ゲイルマグナム

ショットレイ

フラッシュ

ライブラ

ポイズン

リジッド


使用ポイント16


余りスキルポイント 387

固有アビリティ

人間化

蛇の感性

暗視能力

共に歩む為に



「レベル上がったなぁ。一気に25上がってるじゃないか。増えたのってあれか?」


「なんだろ?えっとあらゆる精神異常の無効化ってキョウスケの『揺るぎない信念』みたい。あれっ?風属性魔法こんなのあったっけ?」


「習得してないのか?」


「うん、基本弓矢だし追い剥ぎ位ならキョウスケに教えてもらった護身術や格闘技でだいじょぶ」


「そっか」


 技も魔法も何か法則があるかもな、まあ難しく考えても今は意味はない。何より


「腹減った」

「お腹空いた」


 おんなじ事を考えてたな。とライミィと顔を見合って笑った。


「ご飯なんだろうね?」


「汁物があるといいな」


また暫くご飯の時間まで2人でゴロゴロした。






「わぁ!美味しそう!」


「確かに、これは旨そうだ」


 夕食時、下の宿泊客用の食堂に案内された。宿泊客は宿泊客用で食事処が分けられているようで宿泊客の食事は献立が決まっているからだとか。

 見たこと無い料理が次々と並べられる中、席に案内される。


「お料理はなんですか?」


「本日は前菜にニンジンとササミのサラダ、トマトスープにメインはカツレツになりリゾットもご用意しています」


「リゾット?」


「米を野菜や肉などと炒め煮にしたもので今日はチーズリゾットになります」


「ホントですか!チーズ大好きです!」


「スープもトマトのいい匂いだ」


「温かいうちに食べよ!」


「そうだな、じゃお手を拝借」


2人は手を合わせて


「「いただきます」」


 早速頂くことにする。俺は迷いなくトマトスープに手を伸ばし口にする。

 コンソメベースで野菜と一緒に煮込んだスープはしっかりとした旨みが出ていてトマトの酸味も合い美味い。


「美味いな。うん美味い」


「リゾット美味しー!」


 ライミィも美味しそうに食べている。嬉しそうな笑顔を見るとつい見とれてしまいそうになる。この後も俺達は楽しく食事を楽しんでゆっくりと過ごした。






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