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異世界に来たらピアニストになった俺~しかし面倒事は拳で片付る任侠一家の跡取り息子の見聞録~  作者: みえだ
第5章 魔族領へ ~ピアニストと囚われの魔王~
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116話 四天王 久々にキレちまったよ

エリー達、アルフォンスに転送される。





「ふん!小癪な真似を…」


「我の城で影響が薄いのはここか」


 地下牢付近にいたエリー達は突如様子が変わったラヴァナに反応したアルフォンスが詠唱したテレポートである場所へラヴァナごと跳ばされた。


「何処?ここ」


 キョロキョロと辺りを見回すエリーとステラ。ライミィと別れたホールのようにだだっ広い空間に奥には階段と王様が座るような豪華な椅子が確認出来た。しかしそれはエリー達とイリウス以外の者達は見覚えがある。


「ここは?」


「玉座の間じゃのう」


「玉座の間?」


「いつもアルフォンス様がいらっしゃるところですね。このアングリフ城、居城の一番上になります」


「一番上、ですか?どうして」


 困惑するエリー達だったがアルフォンスは先程よりも鋭い眼光をラヴァナに向けていた。


「ラヴァナ、貴様その邪神魔具(エビルファクト)はどうした?それは340年前に我が修復出来ないよう破壊した筈だ」


「その様だな。だからアイゴーンはそれの欠片からこれを復元したと言っていたぞ」


「やはり五神か」


 苦虫を噛み潰したようにアルフォンスは顔を歪ませる横でエリーとステラは五神と聞いていち早く反応しエリーが口を開いた。


「五神って、あのオウレオールの?」


「そうですじゃ。オウレオールで信仰されている神の一柱、戦いの神アイゴーン」


「成程、ラヴァナに要らぬことを吹き込んだのはトリウスの一味ですか」


 何処か合点がいったように納得したエリーとステラだが地下牢前から感じている重圧はなくなっていない。地下牢前よりかなり薄れたようだがラヴァナの、いやラヴァナが持っている宝玉からの発する魔力が先程より禍々しさが増している。


「アルフォンス様、あの宝玉は?」


「あれは呪玉(カースオーブ)と云う邪神魔具(エビルファクト)だ。あれには操霊魔法(ネクロマンス)を最大限に操る事が出来るように使用者に適正を上げるが、我の危惧しているのはそこではない。あれにはもう一つ使い方がある」


「もう一つの使い方?」


呪玉(カースオーブ)を依代、(コア)にし周囲の怨念を吸収し強力なアンデットを生成する方法だ。それ故我は皆をこの場に転送した」


「なんで?」


呪玉(カースオーブ)は怨念を際限無く取り込む。怨念は地に留まる習性が故地より遠いこの場に遠ざけた。だが」


 アルフォンスはラヴァナを見る。ラヴァナは歪んだ笑みを浮かべてエリー達を見ており


「この場に怨念が根付いているようだ」


「そうだな、オーブの反応を見るに上玉の怨念がいるようだ」


 すると呪玉(カースオーブ)はラヴァナの手を離れふわりと宙に浮かび始めた。


「この場に留まる強い怨念?まさか…!」


 いち早く気が付いたのはハリエット達亡霊騎士団の面々、しかし気が付いた時はもう手遅れだった。呪玉(カースオーブ)は先程以上に禍々しい光を放つと


「自身の国を攻め滅ぼされたのだ!成仏出来る筈無かろう!!」


 その瞬間だった。呪玉(カースオーブ)が周囲に漂う黒い靄のようなものを取り込むと呪玉(カースオーブ)を覆い始める。覆い始めたと思った次の瞬間


「オオオオォォォォォォォォォォ!!!」


 黒い靄から不気味な産声と共にドラゴンの腕が飛び出して来たのだ。


「こいつ、臭い」


 エリーがそう口にするのは仕方ない事だ。飛び出して来たドラゴンの腕は爛れて腐敗しており所々には肉が崩れ落ち剥き出しになった骨が覗かせる。ドラゴンの腕はダァン!と音を立てて床を掴むとそこから這い出るようにその姿を表した。


「こいつは…!」

「ドラゴンゾンビか!」


 この玉座の間に表したのは死んだ竜の成れの果てと呼ばれる魔物ドラゴンゾンビ。怨念を凝縮したようなおどろおどろしい巨大な姿が露わになるとアルフォンス達を見て


「ニク、イ…」


「…!」


「ニクイニクイニクイニクイニクイ…!マゾクガニクイ!ニンゲンガニクイ!ワタシノクニヲホロボシタナニモカモガニクイ!!!」


 まるで発狂したかのように呪詛を振り撒き暴れ始めると口から何か吐き出した。吐き出したのは何かの肉塊のようで地面に放り出された瞬間蠕き変化すると


「何…!」

「また、ドラゴンゾンビ…!」


 様々な姿をしたドラゴンゾンビ達が産み出されたのだ。ドラゴンゾンビ達は何かを察知したのか皆一斉にアルフォンスに襲い掛からんと不気味な奇声を上げて迫って来た。しかし


「アルフォンス様!」


 立ちはだかったのはハリエット率いる亡霊騎士団のデュラハン達。皆アルフォンスを守る為にドラゴンゾンビ達を相手に戦いを仕掛け


「私めもこれくらいは…!」


 グラットンは騎士団を支援するため付加魔法の詠唱を始め


「シッ!」


 イリウスもハリエット達に加わりドラゴンゾンビ達の侵攻を食い止めカタナを振るう。


「アルフォンス様、ここは我らが食い止めます!」

「アルフォンス様達はラヴァナを!」


「感謝する」


 そう言ってアルフォンスを始めエリー、ステラ、ネロは亡霊騎士団やドラゴンゾンビ達を掻い潜りラヴァナと呪玉(カースオーブ)を取り込んだドラゴンゾンビに対峙する。

 アルフォンスはラヴァナを一瞥し


「さて、覚悟は良いなラヴァナよ」


「くくく、覚悟だと?それはこちらのセリフだ。今この場でそちの息の根を止めてくれるわ!」


 するとドラゴンゾンビはまた肉塊を吐き出すと今度は今までよりも大型なドラゴンゾンビを産み出した。


「ステラお姉ちゃん!」


「畏まりました!」


 しかしそれを見たエリーが何かをステラに頼もうとして察したステラは賢者の懐中時計を取り出すと


「さぁ、出番ですよリーゼ!」


 そう言って出てきたのは銀色の巨人、シルバーゴーレムだ。このシルバーゴーレムは以前プトレマイオス遺跡でエリーが錬金魔法で生成したものでエリーが愛着が出て原子崩壊させるのを躊躇っていた時にダメ元で懐中時計に仕舞おうとライミィが提案、響介が試したら登録出来ちゃったという経緯があり今ではステラの賢者の懐中時計に登録収納しており必要とあらばこうして呼び出してエリーに力を貸してくれている。


「ウラー!」


 リーゼと呼ばれたシルバーゴーレムはエリーの号令を聞いて新手のドラゴンゾンビに拳を振り上げて攻撃を始めた。ドラゴンゾンビの猛攻を的確に防御しスキを見つけ一撃を叩き込み攻勢に出る。

 新手のドラゴンゾンビはリーゼに任せエリー達もアルフォンス達に加わる。


「サンダーブレード!」


 アルフォンスは既にドラゴンゾンビと戦闘に入り先手と言わんばかりに雷で形成した幾本の剣をドラゴンゾンビの頭上から突き刺すと


「こいつっ!」


 ネロは魔速装填機(クイックローダー)を二機起動させ二丁の魔銃(ウェブリー)で撃ちまくり弾丸を撃ち込む。しかし


「ちぃ…!」


 アルフォンス達の攻撃は確かに効いておりダメージも通っているようだがドラゴンゾンビはものともせず攻撃を繰り出す


「ふはははは!そちらの攻撃に対策していないと思っているのか!?そんな攻撃ではカースドラゴンを止める事は出来んぞ!!」






 アルフォンスやエリー達が玉座の間で戦いを始めた一方、アングリフ城の正門内側では


「遅いよ…!」


 どこからともなく音をも切り裂くような鋭い一閃が放たれると放たれた矢は吸い込まれるように魔族達に襲い掛かる。


「ぎゃあ!」

「うぼあ!」

「く、くそがぁ!」


 正門にいた魔族達を正確に射抜き蹴散らすと


「よぅし、取り敢えずこんなもんかな?」


 民族衣装風のダッフルコートをふわりと舞わせ弓を片手に音もなく着地するライミィ。辺りに魔族の反応が無いことを確認すると城正面にある大きな正門へ近付く


「おっきい門だねぇ、ここ空くかな?」


 ライミィは正門を観察するとどうやら内側から開ける仕掛けがあるが何らかの魔力の反応を感じた。


「なんだろ?属性魔法な感じしないし物理的な防御力を上げる支援魔法かな?まあ解除(ディスペル)掛けよー」


 ライミィが正門に掛けられた魔法に解除(ディスペル)を詠唱しようとしたその時


「!」


 背後から自分に向けられて放たれた魔法に気が付き反射的に城壁を蹴って三角跳びで宙に舞いひらりと回避する。そしてライミィは着地と同時に攻撃してきた相手を確認すると


「ちょっとー危ないじゃんおばさん達ー」


 ライミィの視線の先に居たのは何時ぞやの露出の激しい鎧を身に着けた魔族と同じく露出が激しい服を身に着けたダークエルフ、あとは鎧を着た魔族の男にやたら大きい角の頭から生やし女物の服を身に着けた


「筋肉もりもりマッチョマンの変態いるー」


「ちょっと!誰がマッチョマンの変態よ!マッチョウーマンとお呼び小娘!」


「そこはいいでしょスティーナ」


 響介が言うに例える喧しい魔族の男の計四人、現れてコントを始めた四天王(ばかたち)にライミィは白けたような目を向け


「私に何か用?忙しいんだけど?おふざけなら余所でやってくれない?」


 なるべく相手を逆撫でするように言葉を選んで問いかけるライミィ。それに反応するかの様に


「なっ、このガキ…!」


「やめろウィクル」


 露出鎧の女ウィクルを嗜める魔族の男、それを見たライミィはかつて言われた言葉を思い出して敢えて選んで口にした。


「何?人のこと男に守られてる女とか言ったクセに今度は自分達が男連れてきてんじゃん?必死だねおばさん達」


 敢えて一言余計に言ってやるとダークエルフの女が唐突に氷属性魔法フリーズランサーを放つ、しかしそれに気が付いていたライミィは即座に


「フレイムウォール!」


 目の前に炎の壁を展開し放たれたフリーズランサーを封じた。炎の壁の真ん中にある紋様を見たプリモとスティーナは


「あの紋章は…!」


「あらぁ、これは儲け物ねぇ。あの術者はこの小娘だわ」


 ライミィを居城を分断していた炎の壁の術者と断定しプリモは剣を抜きスティーナも戦闘態勢を整える。それを見たライミィは


「いいよ、相手になってあげる」


 コートの下にある首から下げているラミアのアミュレットに手をやるとライミィが一瞬光に包まれ元の下半身が大蛇の姿に戻る。


「簡単にやれると思わないでねおじゃマムシ共」


 射抜く様な鋭い殺気を放ち今にも始まろうとした時だった。



ガァン!ガァン!



 正門から殴るような音が響く、今にも破りそうな音だが


「ふふふ、無駄よ。あの門には強力な防御魔法が施されてるわ。それを破ろうだなんて」


 スティーナがそう言いかけた時だった…!



ドゴォォン!



 正門の脇の外壁が蹴破られた。突然のことに思考が追い付かず唖然とするプリモ達に


「よし」


 外の戦場を戦い抜いたであろう黒髪の人間が城の中に入って来た。その蹴破る姿を見たスティーナは


「よしじゃないわよ?!ちょっとちょっとあんた何やってるのよ!?」


「だっておっさんだろ?この門に魔法掛けられてるって言ったの、だから魔法掛かってなさそうな壁壊して入って来たんだよ」


「だれがおっさんですってぇ!!!」

「落ち着きなさいスティーナ!」


 まるで当たり前の様に説明するといきなり怒りを露わにするおっさんことスティーナ。なんだコイツと見ていたら


「キョウスケー!」


「おっと」


 響介は不意に抱き着かれるがしっかりと受け止める。


「もう!心配したんだよ!」


 綺麗な紫色の瞳を上目遣いに自分を見つめてくれるライミィを安心させるように自然と笑顔になる響介


「悪い悪い遅れた」


「ってかキョウスケ傷だらけじゃん!だからあれ程無茶しないでって私言ったよね!?」


「あー、ゴメン、つい…」


 あははと笑って誤魔化そうとしたがライミィは真っ直ぐに響介をジトーと見て


「キョ〜ウ〜ス〜ケ〜?」


「御免なさい」


「もう、しょうがないんだから〜」


 あはは、うふふと四天王(ばかたち)そっちのけで抱き合い笑い合う二人。この甘ったるい健全なやり取りを


「あんたらなに私達を目の前にしてイチャついてるのよ!!」


 まるで不愉快と言わんばかりに声を張り上げるスティーナ。その声に反応して響介とライミィは


「なあライミィ、あれってラヴァナの部下だよな?」


「そだよ〜、確かスティーナって呼ばれてたよ」


「ん?スティーナ?」


 響介はふとプリモ達を見て指を指しながら


「なぁライミィ。あの魔族の男がプリモだよな?」


「うん」


「で、あのダークエルフがリオレン」


「うん」


「あの魔族の女が俺がこの間蹴り飛ばしたウィクル」


「うん」


「最後にあのおっさんがスティーナ」


「うん」


 このやり取りをして響介は何かを思い出した様子なのを察したライミィは


「どしたの?」


「悪いライミィ。ここは任せてくれないか?すぐ終わらせる」


「うん、い〜よ〜」


 そう言うと花が咲いたような笑顔になりライミィは響介を見送る。響介は前に出てプリモ達に相対するとプリモ達に突然ニコッと笑いかけ


「お前ら、今からぶっ飛ばすな」


「は?」


 その瞬間だった。


「なっ、うし」


 刹那功でプリモの背後を取ると振り向いたプリモの顔面鼻っ柱に強烈な右ストレートをコークスクリューパンチの如く捩じ込んだ。ぶん殴られたプリモは綺麗に吹っ飛び防御魔法が掛けられている正門に激突するとピンボールゲームの玉のように弾かれて反対側の居城の門に激突、城門をぶち破り泡を吹いて失神していた。


「「「プ、プリモ?!」」」


 突然の事に狼狽する残りの三人だったが


「男女平等踵落とし!」


 また刹那功で瞬間移動した響介の強烈な踵落としがリオレンを襲う、反応が遅れたリオレンは何も出来ず脳天から喰らい地面にキスする形で衝撃と共に顔面から地面にめり込んだ。攻撃する響介に一矢報いろうと音速のスピードでウィクルが響介に迫る。


「コイツ!」


 響介に剣を振りかぶったその時


「なっ…」


 振りかぶったその手を掴まれ攻撃を防がれたと思った瞬間響介は痛烈な頭突きをウィクルの鼻っ柱にお見舞いし鼻の骨をへし折った


「がっ…」


 頭突きという予想外の攻撃に怯んだウィクルを見逃さない響介はウィクルの頭を掴み勢いを乗せた膝蹴りを顔面折れた鼻っ柱にダメ押しの追撃を喰らわせてノックアウト。最後に残ったスティーナにくるりと向けた顔は


「よしおっさん。リクエストはあるか?」


 ドス黒いオーラを纏った爽やかな笑顔だった。響介の目からハイライトが消えているのをしっかり見たライミィは


(あっ、キョウスケ怒ってる)


 と、呑気に眺めておりスティーナは


「はぁ?!何なのよ!何なのよあんた!?」


 すっかりパニック状態になっていた。

 それもそうだろう。ラヴァナの直属の部下でありその実力から四天王と呼ばれていた自分達がまるで相手にならずその仲間もほぼ一撃で叩きのめされ今では虫の息。響介はポキポキと骨を鳴らしながらスティーナに接近しハイライトが消えたにこやかな笑顔で


「リクエストが無いならお任せでいいな?」


「まっっったくよくないわよ?!わ、私達が何をしたって「俺の女に手ぇ出したからだよ!!!!!」」


 刹那功を使い急接近した瞬間、響介の怒号と共にスティーナの頭にスリースパイクが叩き込まれた。強烈なハイキックをまともに喰らったスティーナはプリモのように防御魔法が掛けられてる正門に激突、これまたプリモ同様にピンボールの玉の如く弾かれ勢いが増した状態で居城の城壁に激突するとけたたましい音を立ててぶち破っていった。


「誰の女に手を出そうとしたか思い知りな」

「きゃー♪キョウスケカッコいい♪」


 四天王(ばかたち)の制裁が終わったのを見越してライミィが響介に労うように優しく抱き着く、響介の体温を確かめるように抱き着くライミィとそんなライミィを優しく抱き返す響介だったが


「ん?」


「どしたの?」


 なにかに気が付く響介につられてライミィも響介の視線の先を追うと


「上から雷の音がするな」


 見ていたのは居城上部、ライミィは音は感じられなかったが


「何か変わった魔力感じるね。エリーのもあるよ」


「って事はエリー達は彼処か。よし」


「どするの?」


「いちいち中から行くのは敵いそうだから外側から行くかと思ってさ、だからライミィ悪いんだけど俺の身体に巻き付いてくれないか」


「い〜よ〜♪」


 ライミィは喜んで大蛇の身体を響介に巻き付き上半身を寄せて響介の首に腕を回し響介はライミィをお姫様抱っこの様に左腕に抱えると


「よっと、じゃあしっかり捕まってくれよ!」


「はーい♪」


 ライミィを抱えて響介は走ると城壁を蹴り駆け上がると


「よっしゃぁ!」


 瞬時に功掌(こうしょう)を作ると手の掛けられそうな所に功掌(こうしょう)で掴むと自身を引っ張り上げ宙を舞う


「おお〜♪すごーい♪」


 はしゃぎながらもライミィは周囲の警戒を怠らない、こちらを見つけた魔族に対して魔法を放ち黙らせて響介の邪魔をさせない。

 こうして二人は最短ルートで城を駆け上がりエリー達との合流を目指すのだった。



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