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自作品の登場人物に興味を失うということ。

作者: かねとけい

 タイトル通り、今回は「自作品の登場人物に興味を失うということ」について少し書きます。


 僕は創作において「急速に熱が冷める」ということが昔ありました。

 それは案外唐突に訪れるもので、書き進めているときは、


「このキャラ自分で言うのもなんだけどほんと好きやばすぎ」


 という状態でも、ふと、


「普通だな。と言うかむしろ微妙。キャラ立ってないな実際」


 になる。


 当時そのきっかけになったは、受験です。

 小説の世界はあくまで人生の「脱線」で、「本線」に戻らなければいずれ横転事故を起こしてしまう。目の前にある進路というものを、いやでも無視できなくなる。


 そのときは「受験が終わったら、また続きを書こう」と思っていましたが、結局戻れなかったんです。

 当時、好きなゲームの二次創作で、外に出していなかったのですが、一生懸命作り込んだ設定集をみて見ると「うわ……ようやってたわこんなん」という感想しか出てこない。なんなら黒歴史だったなとすら感じました。


 くすんで見えたその物語の主人公が妙にいたたまれない。

 つらかったですね。なにせ、燃やしていた情熱が冷めたまま、二度と戻らない。


 そうなってしまうきっかけは多分いくつもあるのでしょうが、大きく分けると、


 ①学業、仕事で多忙

 ②WEB掲載作品で、評価が伸び悩み、承認欲求が満たされない。

 ③自分が成長する。


 だと思います。

 自分の場合はおそらく①と③の併発ですね。

 ※こまかい説明は省きますが、なんとなく、わかってもらえるでしょうか?


 こういったことで、せっかくの作品が完結せずに潰れてしまうのはもったいない。


 解決方法、というほど大それてはいないですが、そうならないための策として、ひとつ、

「創作をスケジューリングする」ことかなと思っています。


 もちろん本業が作家さんの方はどっぷりのめり込んでもいいのかもしれませんが、趣味や副業的な位置付けの方は、優先順位をつけて「一日にどのくらい、創作に費やすか」を決めた方がいいですね。


 創作は、「良いものを作る技術」のほかに「うまく続ける技術」が必要だと思うのです。

 自分のキャラを愛し続けるには、絶対に邪魔されないように、工夫がいると思うのです。


 皆さんは、自分の世界に情熱を燃やし続けるために、工夫していることはありますか?

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― 新着の感想 ―
[良い点] こんにちは、私も登場人物に興味を失う、というかこのキャラ魅力薄いなあ……と、多々思います。 今もちょっとキャラの行動に煮詰まってて「バイバイね〜君とはここで終わりにしよう!」と、冷たく見放…
[一言] 小学生の時に熱中して描いてた四コマ漫画を中学生くらいの時に改めて見るとなかなか堪えるものがあったのを覚えてますね。あとはリアルが忙しくなると改めて書きかけの小説を見直した時にどうすればいいん…
[一言] 価値観が変わってしまうと昔の話は書けなくなりますからね。何なら読めなくなるまであります。 スケジュールの変更については、これはどうあっても「起こる時には起こる」ものなので、そちらを優先して下…
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