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第三巻 習作

王様は激怒した。「スープに落ちた虫が死んだぞ。これは毒入りではないか!」呼び出された料理長は弁明した。「溺れただけで御座いましょう」「しかし証拠がないではないか」「あ、えっと……実は私は今日の仕事をさぼっておりましたから、私は何も」「この者の首をはねよ!」 #twnovel


King "A fly died in the soup. Poisonous!" Cook "Only drowned" "No evidence!" "Uh, I was skipping today, sir" "Off with his head!" #twnovel



遥か彼方のソラ遠く、煌めくホシを仰ぐ時、僕は何を想うだろうか。確かオリオンはサソリから逃げているんだっけ。本を見直そうと鞄を探ろうとした瞬間、列車は地下九拾五キロの旅を終えた。僕は車窓に飛びつく。もうそこに地下トンネルの壁はない。これが僕の初めてのホシゾラ。 #twnovel



一年前に僕を作ってくれた博士が、血塗れになって倒れていた。博士の悪戯で猫嫌いにされたのは気に入らなかったが、ロボットとして生まれたことは素直に感謝していた。だから僕は、博士のタイムマシンで一年前へ戻る。僕の中から、人間を猫と誤認して襲ってしまうエラーを除くために。 #twnovel



「君の飼い猫のクロが雲の上の国に拐われた!」友人は慌てていた。それは伝説上の存在である。「落ち着け。まずはクロの絵を見せて聞いて回ろう」「でも笑い者になるぜ?」「知るかよ」私は涙を堪えながら、描き慣れた絵を描く。どうして今朝だけはクロと喧嘩してしまったんだろう。 #twnovel

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