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第二十二巻 リポグラムド・リポグラム ―五十音の死体は消えた―

リポグラムとは、特定の文字を使わずに文章を書く言葉遊びのことである。

「死んだ人を見たのです。でも皆様を呼んだのち再び見ると、ベッドには骨すらなし」「わたしには信じられぬ」「その由を見せろ」「無理な話だ」「やはりそなた夢でも見たのでは?」 #twnovel #リポグラム #あ行抜き #か行抜き




不可解にも、あの亡骸はこの広い部屋にはもう無い。理由は分からぬ。他の部屋の客は、僕に疑念の目を向ける。「お前が謝れば大目に見よう」 #twnovel #リポグラム #さ行抜き #た行抜き




死体が消えた。錯覚?いや、まさか。想像すら超えた現象が起きたと説明するが、誰もが私を終始疑った。だが未知と出会ったことを証明しろと言われても無理だ。 #twnovel #リポグラム #な行抜き #は行抜き




驚くべきことに、その遺体はベッドの上から消えていた。立ち尽くす私の背中に、非難の視線が注がれる。「寝ぼけていたなど有り得ぬ。自分に弁解をさせてくれ」 #twnovel #リポグラム #ま行抜き #や行抜き




あの屍は偽物だったのか?「お前は嘘つきだ」人々は口々に揶揄した。だが小手先の証明さえ難しい。不平も言えぬ。解決に導く方法は無いものか。 #twnovel #リポグラム #ら行抜き #わをん抜き

言葉で遊んで、遊ばれて。

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